search
とじる
トップ > レジャー > 日本ダービー なぜ負けた? フサイチホウオーの敗因に迫る

日本ダービー なぜ負けた? フサイチホウオーの敗因に迫る

 競馬の祭典「第74回東京優駿(日本ダービー)」(JpnI 東京芝2400m 27日)は、牝馬ウオッカが牡馬をなで斬り、女帝誕生という歴史的快挙を成し遂げた。一方、断然の1番人気に推されたフサイチホウオーは7着に惨敗。果たして敗因は何だったのか?
 枠と同色のオレンジのスーツをまとった関口房朗オーナーの派手なコスチュームに加えて、パドックにはボクシングの亀田三兄弟が駆けつけるなど、レース前の華やかさとは一転、ダービーの主役になると思われていた断然の1番人気@呉@フサイチホウオー@明@は、自身初となる掲示板外の7着に惨敗した。果たして敗因は何だったのか?
 「時計が(ホウオーの走破時計2分25秒5より)オークスの方が速い(2分25秒3)。さらにウオッカ、ダイワスカーレットのレベルになれば、もうひとつ速い」
 レース後、松田国師が茫然自失の表情で語ったように、単純に今年は女馬が強かったのかもしれない。ただ、安藤勝騎手が「普通に走れば勝てる」とレース前、事実上の勝利宣言をしていたように、それだけではファンは納得しない。
 最大の敗因は父ジャングルポケット譲りの気性の荒さが、この大舞台で悪い方へと出てしまったことだろう。待避所からゲートに移動しようとする時、大歓声に驚き、鞍上が制御しきれないほどイレ込んでしまった。レースの前半も掛かり気味で追走。他馬にマークされる不利もあった。
 「イレ込みが激しすぎた。道中も掛かったけど、そこまで無理はしていない。今日は左にモタれる癖も出さずにスムーズに4角手前まできた。ただ、ゴーサインを出してもまったく反応しなかった」(安藤勝騎手)
 ○○と天才は紙一重とはよく言ったものだが、ここぞという大舞台で前者の部分を露呈してしまった。皮肉にも同厩ダイワスカーレットが桜花賞で土をつけたウオッカに完膚なきまでに打ちのめされた格好となった。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ