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13歳少年、“彼女のために?”全身8割の大やけどで死亡 無謀な行動に「信じられない」と驚きの声

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画像はイメージです

 大人になると、若い時の危険な遊びを武勇伝として語る人がいる。しかし、自身の軽率な行動のせいで死亡した少年が海外にいたようだ。

 海外ニュースサイト『Mirror』は5月23日、ロシアのノヴォシビルスク州で13歳の少年がガールフレンドにカッコいいところを見せるために貨物列車の上に乗ったところ、感電し全身の8割に及ぶやけどを負った末に死亡したと報じた。少年は感電した際、自撮りをしていた可能性もあるとして警察は調べているそうだ。

 同記事の取材に対し、事故の目撃者は、胸に黒く大きな焦げ跡をつけ燃えた少年の悲惨な姿に、現場に居合わせた男性もまた涙したと語っているそうだ。病院に運ばれた少年は、事故から3日後に死亡が確認された。少年と一緒にいた友人は、警察の調べに対し、少年が自撮りをしていたことを否定しているが、少年がスマートフォンを所持していたことは認めているそうだ。同記事によると、この事件を受けて警察は、子どもたちに線路の近くで遊ぶことの危険性を警告していると伝えている。

 このニュースが世界中に広がると、ネットでは「こんなことで死ぬなんて信じられない」「電車の架線には過大な電流が流れていて、接触するとショートすることを知らなかったのでは?」「もしかすると電車の上に乗ることが良くないことだとさえ知らなかったのかもしれない」といった少年の行動への疑問の声が寄せられた。

 時に命も脅かす危険な遊びは、ソーシャルメディアの普及により若者たちに拡散される時代を迎えている。

 海外ニュースサイト『The Washington Post』は2018年1月17日に、アメリカの若者たちの間で流行していた「タイドポットチャレンジ」というゲームの危険性を指摘している。タイドポットチャレンジは、P&G社が販売している「タイド」の液体洗濯洗剤のジェル型ボールを口に入れて吐き出すという遊びだが、米消費者製品安全委員会は、「高濃度の洗剤を飲み込めば、有害性を引き起こす可能性がある。」と警告している。タイドポットチャレンジの流行によって、アメリカ国内だけでも、2017年の間におよそ220人が中毒を起こし病院に運ばれており、そのうち55人が意図的に口に入れたことが判明しているという。また、タイドポットチャレンジとの関連性は明記されていないが、アメリカ中毒管理センターによると2012年以来、液体洗濯洗剤のジェルボールを誤飲した子供のうち8人の死亡例が報告されていると同記事では伝えている。

 ちょっとした遊びのつもりが、自分の命を奪うこともある。命を失ってしまっては決して武勇伝にはならない。

記事内の引用について
Teen 'exploded' and died after jumping on train 'to impress watching girlfriend'(Mirror)
https://www.mirror.co.uk/news/world-news/teen-exploded-died-after-suffering-16187230

Teens are daring each other to eat Tide pods. We don’t need to tell you that’s a bad idea.(washingtonpost)
https://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2018/01/13/teens-are-daring-each-other-to-eat-tide-pods-we-dont-need-to-tell-you-thats-a-bad-idea/?noredirect=on&utm_term=.ee8fd4121fd2

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