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「福島なら当たったかも」テリー伊藤、オリンピックチケット当落発表のコメントが“差別”と批判相次ぐ

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テリー伊藤

 20日放送の「ビビット」(TBS系)で、テリー伊藤が発言した内容に批判の声が上がっている。

 20日の朝、2020年に開催される東京オリンピックの観戦チケットについて、当落発表が行われた。ビビットでは、抽選結果の確認方法や、便乗した詐欺被害に遭わないよう注意喚起などを行った上で、観戦を申し込んでいた番組レギュラー陣が当選したかどうかを発表した。

 結果はMCを務める国分太一や、テリー、堀尾正明などの出演者は全て落選。倍率の厳しさを感じるも、この日出ていたスポーツライターの小林信也氏や番組スタッフが1人分の席を応募して当選したことから、複数名だと当たりづらいのか? など推測を飛び交わせていた。

 その際、テリーは「野球は福島とかね、そういうところだと、もしかしたら当たりやすいのかなぁ」と発言。すぐに国分が「まだ(観戦の)チャンスはあるんですよ、これで終わりではない」と次の話題に切り替え、CMを挟んで今後のチケット購入方法について特集された。

 これを見た視聴者からは「福島なら当たりやすいってどういう意味?」「国分すぐに切り替えたな。テリー伊藤CM中怒られたんじゃない」「(福島農産物のPRに起用されている)国分の前でよく言えたな。福島差別だろ」などと批判の声が相次いだ。テリー本人は都心から離れた地域での開催であれば、当たりやすかったかもしれないという意味で発言したかもしれないが、「放射線被爆による健康被害や食品の安全性は福島と他地域とでは変わらない、問題はない」ということが東日本大震災以降散々述べられている中、福島をピンポイントで取り上げたことで視聴者から反感を買ったようだ。

 テリーは今年3月に、「脱原発」を訴える元総理大臣の小泉純一郎氏と原発をテーマにした対談もしている。ふと頭に福島が浮かんだのだとしても、テレビでの安易な発言は控えた方が良かったようだ。

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