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神奈川・川崎の中学教諭が職員室で同僚教員の机から現金盗む

 なんとも、情けない教師がいたものである。

 神奈川県警宮前署は1月6日、勤務先の職員室で、同僚教諭の机から現金を盗んだとして、窃盗容疑で、同県川崎市立有馬中学校の男性教諭(27=同市中原区市ノ坪)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年10月27日午前8時半頃から11月1日午前11時頃までの間、同校職員室で、同僚の男性教諭(27)の机の引き出しから、部活の活動費など現金計1万3000円を盗んだとしている。

 同署によると、現金が無くなったことに気付いた同僚が校長らに相談。職員室には夜間警報装置が付いていたが、その解除履歴などから、この教諭の関与が浮上した。

 教諭は夜間、無人となった職員室に警報装置を解除して入っていたが、当初、学校側には「忘れ物を取りに戻った」と説明していた。

 昨年12月、校長が被害届を提出。警察の調べに対し、教諭は容疑を認め、「遊ぶ金が欲しかった」などと供述している。

 同校では、昨年10月頃から、複数回にわたって、職員室の机の中から現金が盗まれており、同署では教諭との関連を調べている。

 川崎市教育委員会によると、公金のうち活動費などの管理方法については特に規定はなく、盗まれた同僚教諭は通常、施錠しない引き出しに現金を入れていた。

 市教委の高梨憲爾職員部長は「教育公務員にあるまじき行為で、深くお詫びします。事実関係を確認の上、厳正に対処する」とコメントした。
(蔵元英二)

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