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猿が生後5カ月の赤ちゃんを連れ去ろうとする 母親が目を離した隙に自宅に侵入

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画像はイメージです

 動物が人間に危害を加えたというニュースはしばしば報じられるが、海外では、猿が赤ちゃんを連れ去ろうとした事件が起きた。

 マレーシア・ジョホール州で、生後5カ月の女の子の赤ちゃんが、猿に連れ去られそうになり怪我を負ったと海外ニュースサイト『SAYS』と『myc』が2020年12月24日までに報じた。

 報道によると、赤ちゃんは42歳の母親と家にいた。母親は寝ている赤ちゃんを寝室に残してキッチンに行ったという。母親は料理をしていたが、突然赤ちゃんが泣き叫ぶ声が聞こえ寝室に向かった。すると、1匹の猿が開いていた窓から寝室に侵入し、赤ちゃんを連れ去ろうとしていたそうだ。

 母親は近くにあったほうきで猿を追い払おうとしたが、猿は赤ちゃんの手や体を強く持ったまま離さなかった。母親が助けを求めて叫び、その声を聞いた隣人が家を訪れ、母親とともに猿を追い払った。母親は赤ちゃんを抱き抱えたが、赤ちゃんの服は破れ、体には猿に引っかかれた傷が複数あり出血していたそうだ。なお、同州には野生動物が住むエリアもあるが、母親と赤ちゃんが住む家の近くに普段から猿が出没していたという情報はない。

 母親は赤ちゃんを病院に連れていき、赤ちゃんは手当てを受けた。幸い、赤ちゃんは大事には至らなかったが、感染症の恐れがあるため予防接種を受けてしばらく入院するそうだ。なお、赤ちゃんを連れ去ろうとした猿はその後、野生動物を保護する国の機関によって捕獲された。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「猿は赤ちゃんを連れ去ろうとするほど力があるのか。怖いニュース」「母親がどのような場所に住んでいたかは分からないけど、窓を開けていたということはそこまで猿に警戒心を持っていなかったのだろう。予想外の出来事で母親は驚いたはず」「赤ちゃんが無事でよかったけど、大人2人がかりで追い払わなければならないほど猿は強いのか」「猿は何が目的だったのか。赤ちゃんを連れ去ったとしてどうしたかったのか」などの声が挙がっていた。

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 海外には猿が赤ちゃんを連れ去り、最悪の結果を招いた事件もある。

 インド・オリッサ州で、猿が生後数日の赤ちゃんを連れ去り、井戸に突き落としたと海外ニュースサイト『NDTV』が2018年4月に報じた。同記事によると、赤ちゃんは自宅の蚊帳の中で眠っていたそうだ。母親は赤ちゃんの近くにいたが、突然、猿が自宅に侵入し、赤ちゃんを連れ去っていったという。

 母親が大声で叫び止めようとしたが、猿は赤ちゃんを抱えたまま自宅を出て、隣家の屋根を越えて姿を消したという。数日後、赤ちゃんは近くの井戸の中で遺体で発見された。警察は事件について、猿が赤ちゃんを連れ去り、井戸に突き落としたと断定した。

 人間に慣れている猿もいるようだが、人間に危害を加える猿もいるようだ。猿が出没しやすい地域では、抵抗ができない赤ちゃんを持つ家庭は注意する必要があるだろう。

記事内の引用について
「Wild Monkey Sneaks Into Family Home In Johor And Viciously Attacks 5-Month-Old Baby」(SAYS)より
https://says.com/my/news/wild-monkey-sneaks-into-family-home-in-johor-and-viciously-attacks-5-month-old-baby
「Monkey Attacks 5-Month-Old Baby In Johor」(myc)より
https://www.myc.com.my/articles/view/2765
「A Monkey Snatched And Killed A Newborn, Odisha Family Claims」(NDTV)より
https://www.ndtv.com/world-news/a-monkey-snatched-and-killed-a-newborn-orissa-family-claims-1832023

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