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55歳男性教諭、同僚の机をスプレーノリで汚して逮捕 職場環境の調査を求める声も

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画像はイメージです

 群馬県伊勢崎市の群馬県立伊勢崎工業高校に勤務する55歳の男性教諭が、器物損壊の疑いで逮捕された。

 逮捕された男は10月19日、伊勢崎工業高校の職員室で、同僚の机や書類にスプレーのノリを吹き付け、汚した疑いが持たれている。取り調べに対し、男は黙秘を続けているそうで、認否を明らかにしていない。

 警察によると、逮捕された男と被害を受けた同僚は普段から仲が悪かったそうで、余罪や動機を警察が調べている。この男は、伊勢崎工業高校定時制工業科の教諭で、学校側が警察に通報し、事件が発生した。

 動機は明らかになっていないが、仲の悪い同僚に怒り犯行に及んだと思われる今回の事件に、「イヤな同僚がムカついたのはわかるけど、校長や教頭などに被害を訴えるべきだったのでは。不器用なのか、なんなのか」「やることが子どもじみていて、酌量の余地がない。厳しく処罰されるべきだ」「子どもに物を教える人間とは思えない行動だ」と教師に怒りの声が上がる。

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 一方で、「汚した教諭がイジめられていた可能性もある。行動は良くないが、しっかり調べる可能性がある」「ずっと我慢していたものが爆発してしまった可能性もある。職場環境はどうだったのか」「詳細をしっかり調べてほしい」と行動は良くないとしながらも、調査を望む声も出た。
現役の教師はこう話す。

 「教師同士のいがみ合いや、冷戦などはしょっちゅうありますよ。人間同士ですし、いくら教師といっても、やっぱり合う、合わないがあるので。私がいた学校は派閥があり、異なる派閥に所属する教師同士の足の引っ張り合いがあった。『辞めます』とすぐ辞めるわけにもいかず、苦しい日々を過ごしたこともある。こういう閉鎖的な社会と空気が、犯罪を生んでいるのではないかと感じている」

 教師の精神的ストレスをケアするようなシステムがあれば、今回の事件は防ぐことができたのかもしれない。

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