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高畑勲監督が日本公開を熱望した傑作アニメのDVD発売! スタジオジブリの広報部長・西岡氏も「日本人に受け入れやすそう」と太鼓判

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『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』 ブルーレイ発売中/デジタル配信中 © 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRA

 フランスで公開され故・高畑勲監督が日本での公開を訴え、昨年日本でも公開された傑作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のDVDとBlu-rayが、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーより2日から発売開始となった。

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 本作はアヌシー国際アニメーション映画祭・観客賞、TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)グランプリのほか、国際的なアワードで多数の賞を受賞。日本国内でも高畑監督[川村1]をはじめ、各界の著名人が称賛している注目度の高い作品となっている。

 スタジオジブリ広報部長・西岡純一氏が本作品と出会ったのは2016 年の東京アニメアワードフェスティバル。「シンプルな絵ながら、日本人に受け入れやすそう」という第一印象だったと明かす。その後、アンスティチュ・フランセで実施された上映会で高畑監督による講演があり、日本での配給が決定。西岡氏も改めて本作の良さを感じ、のちに三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーの作品としての発売が決定。

 宮崎駿監督や高畑監督の思想に基づき、スタジオジブリの永遠のテーマは「子供たちにとって優良なアニメーションであり、子供から大人まで楽しめること」。西岡氏は「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーのラインナップに加える作品も、その軸がぶれないようにしている。世の中に忘れられてしまう作品や、たくさんの人に見て欲しいと思う作品に、スタジオジブリの名を冠することで少しでも注目してもらいたい」とコメント。加えて「“名作”と呼ばれているものに共通することは『いつまでも色褪せないこと』ですね」と語った。

 そんな本作で、西岡氏が好きなキャラクターとシーンは「女主人オルガと、サーシャが彼女と暮らし成長していくシーンの表現方法」だという。祖父を捜すために乗るはずだった船に乗れず、港で途方に暮れていた主人公サーシャを救ったのが、居酒屋の女主人オルガ。サーシャが徐々に成長し、最終的には率先して店を切り盛りしていく彼女の成長が描かれている。

 西岡氏は、同作をどのような人に勧めたいかと聞かれると、「画がとてもキレイなので、絵本が好きな人に見てもらえたら。あとは、アート系のアニメーションに興味がある人は、この作品から見るのがおススメです」とコメント。さらに「あったかいコタツに入って見るのはどうでしょうか。クリスマスプレゼントにもぴったりですね」と、本作をクリスマスギフトとしてもおススメしている。

 今年のクリスマスは、『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』を見ながらおうち時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』 ブルーレイ(4,700 円+税)
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』 DVD(3,800 円+税)
© 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3
CINEMA / NØRLUM

公式サイト
https://longwaynorth.net

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