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東京・豊洲市場でコロナクラスター懸念!? 都が通常営業の続行を許可

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提供:週刊実話

 東京都の豊洲市場で新型コロナウイルスのクラスターが懸念されている。直近の8月19日に市場関係者の感染が公表された店舗は、一般客も利用できるのに営業を続けているという。

「発生場所は一般人が入場できる水産仲卸売場棟の4階の物販エリア。4階は築地と違って窓がないから風が抜けない。空調もフロア全体なのでダクトでつながって換気が悪い。水産棟の仲卸業者によると、所轄官庁の東京都はその階を閉鎖しないどころか、8月27日には『鮮魚店は感染者が出ても消毒して営業を続けていい』旨の通達を出したというから、理解に苦しみますよ」(水産仲卸業者)

 豊洲市場は全国各地の生産者から野菜、果物、魚などを集めた卸業者や仲卸業者、その他の売買参加者(小売店や納品業者)に卸売する業務用の市場だが、一般人も入場できる場所が、前述した水産仲卸売場棟4階の物販エリアだ。
「ここには『魚がし横丁』などの飲食店が並んでいます」(市場関係者)

 新型コロナ感染拡大防止のため、政府は4月7日に緊急事態宣言を発令。物販エリアは入場禁止になったが、都民の台所を預かる市場自体は定休日以外、営業を続けている。

「緊急事態宣言解除後の6月8日から見学者の入場を一部再開しました。水産仲卸売場棟4階の物販エリアは入口で検温、マスク着用を確認して入場させていました。久しぶりににぎわいましたね」(同・関係者)

 豊洲市場にコロナ感染者が初めて確認されたのは、8月9日。19日は2人目だ。東京都の発表によると、1人目は物販業で経理業務・販売関連業務を行っている40代、2人目は物販業における商品の仕分けをする60代で、ともに男性だ。

「都は2人と発表していますが、実際は4人というウワサがあります。この中には、出入り自由の水産仲卸業者も入っています。4階の物販エリアには、仲卸業者も毎日行き来しているのです。初めて感染者を出した店は27日まで営業自粛していましたが、2件目は都の判断もあり、営業を続けています」(同)

 集団感染が心配だ。

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