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芸能界コロナ感染パンデミック緊急事態

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提供:週刊実話

 新型コロナウイルスの感染拡大に震え上がっているのが芸能人の面々だ。次から次へと新たな感染者が発表され、テレビ界はパニックに陥っている。

 ここ1、2カ月で見れば、『爆笑問題』田中裕二と山口もえ夫妻、TBSの山本里菜アナ、吉岡秀隆、横浜流星、吉沢悠、つるの剛士、『Hey!Say!JUMP』伊野尾慧、『AKB48』田北香世子、“軍団山本”のメンバー『極楽とんぼ』山本圭壱、『ココリコ』遠藤章造、『品川庄司』庄司智春らがコロナ感染した。

「いずれも意識がなくなるなどの重篤な症状には陥ってはいない。共通しているのは喉の痛みと咳。それが数日でおさまると、微熱や軽い頭痛があるようです」(芸能プロ関係者)

 それにしても、なぜ芸能人は連日のようにコロナ感染するのか。ちなみに、東京都で約3万8144人を対象にPCR検査を行ったところ、陽性率はわずか4.2%(8月28日時点)。比率から考えたら芸能人の感染率は群を抜いて高いのだ。
「理由は2つある。芸能人の主な仕事場はテレビ局。スタジオやスタッフなどとの接触を考えた場合、3密の代表のような職場なんです。感染を恐れるなら芸能人を廃業するしかない。もう1つは、芸人やタレント、俳優の場合は微熱や咳など一般人なら絶対に無視してしまうケースでも、万が一を想定して早めにPCR検査を受ける。感染拡大させたら、自分だけの責任では済まないですからね。他人を気遣って検査を受ける、いわば紳士協定です」(キー局編成マン)

 これまで、PCR検査の費用は概ねテレビ局側が負担していたという。

「芸能人を対象にしたPCR検査は保険が適用されず、自己負担というケースが一般的だった。1回当たり2〜3万円をテレビ局が負担していたんです。コロナになって収録中止になるよりは、メリットがあったわけです」(事情通)

 今後はこの体制が維持できないかもしれない。

 8月6日、在京民放キー局5社の2020年4〜6月期決算が出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大で、イベントの中止が相次ぎ、CMなどの広告収入が激減したことでテレビ東京以外のキー局4社の減収減益が確定したのだ。

「当然、ボーナスは激減する。売り上げ連動制を採用している日本テレビはボーナス0円という想定額も出ているんです。もちろん、制作費も圧縮される。とてもじゃないが、PCR検査に回す費用はもう捻出できない。後は自己責任で…という話になってくるはず」(芸能プロ幹部)

 こんな話も入手した。

「いまやテレビ局にはお金がない。以前はマスクをスタッフに配布していたが、もう新たに購入する余裕がないんです。スタッフから感染が広がらないか心配です」(放送作家)

 現在、新型コロナウイルスの世界の累計感染者数は2500万人(8月30日)を突破。死者数は84万人を超えている。こうした危機的状況の中、芸能人を暗澹とさせたのが厚生労働省による発表だ。

「冬に向け、インフルエンザ患者の増加と新型コロナウイルス第3波の流行を警告したんです。インフルエンザとコロナの症状は非常に似ている。このまま何もしなければ、医療体制崩壊を招く恐れがあるんです」(永田町関係者)
 これまでのようにテレビ局が頼りにならないと分かった現在、一部の芸能プロダクションは自衛手段を講じ始めたという。中でも、特筆すべきは多くのレギュラー番組を抱える内村光良と有吉弘行の2人。

「移動時の車は200万円を投じてコロナ対策仕様になったんです。次亜塩素酸付きの空気清浄器が搭載され、運転手と後部座席にはビニールのカーテンが張られている。マスクや消毒液も常備されています。いざという時には、某大手大学病院に最優先で入院できる段取りもつけています。コロナになって最低1カ月以上、仕事を休んだ場合の損失額を考えたら、200万円の出費はへのカッパですよ」(プロダクション幹部)

“倍返し”のあの人はどうか。『半沢直樹』(TBS系)で主演を務める堺雅人だ。全話視聴率20%超えを達成している作品だけに、このまま最終回を迎えれば視聴率40%超は確実。当然、TBSも『半沢直樹』だけは特別扱いだ。

「堺はマスクを3重にして携帯扇風機を口元に当てながら打ち合わせをしている。PCR検査は3日に1回の割合で全員が受けています。感染リスクを少しでも下げるためです。また、リハーサルでは全員、声を張らずにマスクを3重にしたままで臨むんです。基本、ソーシャルディスタンスを保っているが、距離を取れないところではスタッフが簡易扇風機を大量に持ち込んで空気を循環させる。そうそう、ドラマで向き合って怒鳴り合うシーンはアップとルーズショットを使い分けている。顔を寄せ合っている時に怒鳴り合うシーンは撮っていない。アップのカットを使っているんです」(半沢消息筋)

 局持ちのPCR検査を受けることが厳しくなったため、遺書を懐に入れて収録に臨んでいる芸人もいるという笑い話も。放送開始から54年目を迎える『笑点』(日本テレビ系)のメンバーたちだ。

「春風亭昇太、林家木久扇三遊亭好楽、三遊亭小遊三、三遊亭円楽、座布団運びの山田隆夫は還暦を迎えている。感染すれば即、重症化する可能性が高い。それでなくても皆、持病持ちですからね。現在はリモートで収録しているが、スタッフからの感染も否定できない。まさに命懸け。結果、遺書とお守りを懐に忍ばせて収録に臨むようになったそうです」(前出・放送作家)

 これぞ“昇天”。

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