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元夫に“情”をかけて離婚した杏 東出に慰謝料を求めなかったワケ​

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 女優の杏と俳優・東出昌大が今月1日、双方の所属事務所を通じ、連名の文書で離婚したことを発表した。
 各メディアに送った書面では、「私事で大変恐縮ですが、この度、私たち夫婦は離婚いたしましたことをここにご報告させていただきます」。続けて、「今後は子ども達の親として成長し、協力しあう関係を築いていきたいと思います」とつづられていた。

 >>同じ事務所で“サレ妻”に…佐々木希と杏、驚くべき共通点が? 不倫夫の“本性”を見抜けなかったワケは<<

 「今年1月に東出と女優の唐田えりかの不倫が発覚し別居。その後、離婚協議となったが、その間、杏はあえて東出を3人の子どもたちに会わせていなかった。しかし、離婚発表の書面では、『協力しあう関係』という文言が。それによって、今後、東出も育児に協力することを認めたということがうかがえる。子どもたちにとっても、実の父親に会えないというのはマイナスなので、そこは譲ったのでは」(芸能リポーター)

 東出といえば、不倫&離婚騒動により出演していたCM4社を降板。その違約金は2億円にも及ぶと言われていた。そのため、一部スポーツ紙によると、慰謝料は、東出が多額の違約金を抱えていることもあり、杏サイドの弁護士が「要求するのは厳しい」と判断。断念したと見られるという。

 「結婚当初から、杏の方が役者としての実力・知名度、そして年収も“格上”だった。もともと、東出に生活費などを頼らなくてもやって来れたので、金銭的なものは求めなかったのでは」(芸能記者)

 ここまででも、杏が離婚にあたり、東出にたっぷり“情”をかけたことがうかがえるが、離婚発表のタイミングに関しても杏が配慮したことを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じた。

 杏は離婚届を出すのを、東出が出演する「コンフィデンスマンJP」の新作映画が公開されるまで待っていたのだとか。公開前に離婚が公になってしまうと、宣伝活動、共演者や映画の関係者に迷惑をかけてしまうため、同じ役者としてそれだけは避けたかったという。

 そのおかげもあってか、同作は7月23日に公開され、8月2日までに興行収入15億円を突破しヒット中。東出のみならず、映画の関係者も杏の気遣いに感謝しているはずだ。

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