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巨人・田中、戦力外から優勝の使者に? 背番号「19」の苦労人、「エース候補に継承してほしかった」と反発も

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原辰徳監督

 背番号の重みとその後継者…。独走状態を固めつつある原巨人が“ダブルパンチ”に見舞われたのは4連休の後半、7月25、26日だった。25日は予告先発のサンチェスが右肩の痛みを訴え、登板を回避。翌26日に登録抹消された。ローテーション投手を喪失した影響からか、その日は今季初のサヨナラ負けも喫している。

 「他の先発投手を挙げると、菅野、戸郷、メルセデス、桜井。ファームからは『故障で離れていた田口の復帰が近い』との情報も届いています。計算の立つピッチャーが5人もいるので、そんなに大きな影響はないと思う。でも、連戦が続くので、サンチェスの故障が長引くようなら、そのダメージは後々大きく広がっていくと思います」(プロ野球解説者)

 首位の座をキープできるかどうかは、“サンチェスの代役”の活躍次第と言えそうだ。

 この先発投手・サンチェスの離脱と前後して、こんな情報も飛び込んできた。近々に、育成枠にいる投手、田中豊樹を支配下登録する、と。

 「田中はリリーフタイプ。サンチェスの代役を務めさせることはない」(スポーツ紙記者)

 田中は昨年オフ、日本ハムを解雇された。12球団合同トライアウトで巨人に拾われたのだが、よほど巨人の水が合ったのか、それとも、戦力外を経験して「喝」が入ったのか、今季二軍戦で奪三振率16・39と驚異的な数字を誇っている。「一軍でもクローザーが務まるのではないか」の評価は聞こえていた。育成枠から支配下へ、その後、一軍戦力に成長した話は多い。しかし、戦力外選手を主力選手に底上げされたケースは、近年ではゼロに近い。

 その田中の支配下登録の会見で発表された背番号は、「19」。上原浩治氏やかつて菅野智之が付けていた背番号だ。“エースナンバー”と言っていい。

 「当初、クローザーを予定していたデラロサもすでに故障で離脱してしまいました。田中は支配下登録と同時に一軍昇格しています。原辰徳監督もかなり期待しているのだと思います」(スポーツ紙記者)

 田中が19番のユニフォームに袖を通した26日、原監督は田中を一軍に加え、澤村とサンチェスの登録を抹消した。前日には不甲斐ない投球を見せた今村を落とし、外野手の松原を入れた。一軍登録は「31人」までだが、田中が昇格した時点では「30人」。あと一人、残っているが…。

 サンチェスが右肩の違和感を訴えた同日、二軍では田口が調整マウンドに上がっている。先発投手の登板間隔は中6日。サンチェスの次回登板日に当たる8月1日に田口が昇格してくると見るのが妥当だろう。それまでの間、田中を加えることで救援投手陣のメンバーを増やし、各投手の負担を減らす作戦だろう。

 田中が活躍すれば、巨人のファーム組織に対する評価はさらに高まるだろう。外部補強もやるが、戦力外選手も再生する。もっとも、背番号19を田中に付けさせたことに関しては、「生え抜きのエース候補に継承してほしかった」なるファンの声も出ていたが…。(スポーツライター・飯山満)

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