一度は感染者が収まったものの、今月に入って都内の1日の新規感染者数が連日300人目前を記録。完全に感染拡大予防策をミスってしまったのだ。
「ある専門家によると、このまま行けば8月下旬には都の1日の感染者数は3000人を突破する見込みのようだ。そうなると、医療現場は大パニックに陥り、他道府県が東京からの来訪を“お断り”しているにもかかわらず、東京を脱出する人が相次ぐのではと見られている」(全国紙社会部記者)
東京都のみが除外された、国内観光需要喚起を目的とした「Go To Travelキャンペーン」をめぐっては、まったく国とのコミュニケーションがとれていないことを露呈。
再選して早々、様々な面でほころびが生じているが、小池知事はすでに青写真を描いているようだ。
「コロナがひと段落しても、来年の東京五輪・パラ五輪の開催は難しいだろう。そうなった場合、都知事を辞職して、次々回の総選挙に出馬。いまだに秘めている初の女性総理を狙うのでは、と見られている。年齢的にも時間がないし、もはや、都知事のイスに未練はないようだ」(永田町関係者)
どうやら、小池知事の知事としての“ゴール”は決まっているようだ。