女児の母親は新型コロナの影響で在宅勤務を余儀なくされ、4月下旬から5月中旬までの間、計8回にわたって荒井容疑者の派遣を依頼していた。同容疑者はシッター中に、母親が在宅勤務しているマンションの隣室や、散歩に連れ出した公園にあった多目的トイレの中で、女児にわいせつ行為を繰り返していたという。
お笑い芸人・渡部建の不倫騒動でガ然、注目された多目的トイレが、ここでもけしからん目的で使われたとは驚きだ。
「荒井容疑者に不審を持った母親が女児から詳しくことの顛末を聞き出し、犯行が発覚しました。女児は『やめてって何度も言ったのにやめてくれなかった』と話しています」(捜査関係者)
荒井容疑者は大学で保育士の資格を取り、福祉関係のいくつかの資格も取得しているという。キッズラインへ
の登録は2018年7月で、以来167回の派遣実績があり、組織内の評価は5点満点の5。ただ、被害に遭った母親の第1印象は、「短髪・黒髪で清潔そうだったが、少し影がある印象が気になった」という。
キッズラインは内閣府、東京都の補助対象になっており、利用者も多いが、5月初めには同アプリに登録していた別の男(29)が、キャンプに参加した小学校中学年の男子児童に性的暴行を加え、その様子を撮影したとして、強制わいせつの疑いで逮捕されている。
何はともあれ、欲望の犠牲になった被害者や被害者家族はたまったものではない。このクソのような犯罪者に対し「死刑が妥当」という声が上がるのも当然だろう。