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銀行のガラスに気づかずぶつかった女性、出血多量で死亡 ガラスの質にも疑問の声

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画像はイメージです

 急いでいるあまり、ガラスのドアに気づかず、ドアにぶつかってしまった経験がある人はいるだろうが、海外では、ガラスのドアにぶつかり、死亡した人がいる。

 インド・ケーララ州で、43歳の女性が、銀行のガラスでできた出入り口のドアにぶつかり死亡したと、海外ニュースサイト『Times of India』と『The Star』が6月20日までに報じた。

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 報道によると、女性は6月15日の正午頃、銀行を訪れたという。女性は銀行の中に入った後、車の鍵を車の中に置き忘れたことに気づき、急いで車に戻ったという。女性は銀行の出入り口を通って車に戻ろうとしたが、出入り口のドアがガラスでできていたため、ドアが閉まっていると気づかず、ドアに激突したそうだ。

 女性がドアにぶつかると、ドアのガラスが粉々になり、女性の身体に刺さった。『Times of India』は、女性がドアにぶつかった時の映像を公開しているが、女性は小走りでドアに向かい、小走りの勢いをつけたままドアにぶつかっている。女性は標準的な体格で、身長も、周りの女性と比べると標準的に見える。女性はドアにぶつかるとその場に座り込み、大きなガラスの破片が女性の近くに落ちているのが分かる。

 事故の様子を見た行員が救急車を呼び、女性は病院に運ばれたが、大量出血により死亡したという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「自分もガラスのドアにぶつかった経験がある。その時はただ痛かっただけだけど、死亡した人がいるなんて怖い」「映像を見たけど、小走りをしているものの、物凄い勢いだとは思わない。質の悪い安いガラスだったのではないか」「銀行に入ったのだからガラスのドアがあることは知っていたはず。入った時はドアは開いていたのか」「銀行は注意書きをするべきだった。ガラスにぶつかったのは女性が初めてではない気がする」などの声が挙がっていた。

 海外には、他にもガラスにぶつかり怪我をした人がいる。
 アメリカ・ニューヨーク州で、当時83歳の女性が、アップルストアのガラスでできた壁にぶつかり、怪我をしてアップル社を訴えたと、海外ニュースサイト『Forbes』が2012年3月に報じた。

 同記事によると、女性は2011年12月にアップルストアを訪れたが、ガラスでできた壁があることに気づかずぶつかり、鼻を骨折したそうだ。女性は「鼻が骨折したのはガラスの壁にぶつかる可能性があることを警告しなかったアップル社の怠慢」だとして、アップル社を訴え、100万ドル(約1億700万円)の損害賠償を請求した。女性とアップル社はのちに和解している。和解の詳細については明かされていない。

 ガラスのドアにぶつかるという身近な事故が、大きな悲劇を招くこともあるようだ。

記事内の引用について
「Woman walks into glass door in Kerala bank, succumbs to injuries」(Times of India)より
https://timesofindia.indiatimes.com/city/kochi/woman-walks-into-glass-door-in-kerala-bank-dies-after-broken-shards-pierced-into-her/articleshow/76389578.cms
「Woman walks into glass door and dies」(The Star)より
https://www.thestar.com.my/news/nation/2020/06/20/woman-walks-through-glass-door-and-dies
「Lawsuit Blames Apple's Glass Doors for Plaintiff's Broken Nose」(Forbes)より
https://www.forbes.com/sites/kevinunderhill/2012/03/26/lawsuit-blames-apples-glass-doors-for-plaintiffs-broken-nose/#3cce594e61e4

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