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不気味な揺れが止まらない…コロナ禍と首都直下地震で日本沈没!?

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提供:週刊実話

 関東近辺で震度4の地震が相次ぐ中で、東京湾では5月20日から22日にかけて震度1以上の地震が計7回も起きていた。

 地震が発生しているのは、震源が千葉・船橋から木更津のあたりで、深さ20〜40キロメートルに集中。揺れこそ小さいものの、こんなことは東日本大震災以来で、何とも不気味である。

 ある専門家によれば、フィリピン海プレートと北米プレートの境界が剥がれかけていることによって起きたもので、海溝型の相模トラフ大地震の前兆と考えられるという。もし、東京湾の浅いところで震度6〜7程度の地震が発生すると、甚大な被害をもたらす津波は襲ってくるのか…。

 武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が言う。

「東京湾は入り口が狭くて、中が広いフラスコ型をしている。そのため、外から入ってきた津波は幸いにして中に入って来て大きくなることはありません。従って、大災害というのはあまり考えられない。しかし、東京湾内の浅いところで地震が起きれば話は別です。津波が湾岸を襲うことは十分に考えられる。津波というと、4〜5メートルの大津波をイメージするかもしれませんが、1〜2メートルの規模で、それでも沿岸は甚大な被害を被ります」

 東京湾沿岸は埋め立てが進み、人工海岸化している。火力発電所や製鉄所、精油所などの工場の他、近年は超高層マンションが建ち並んでいる。

「江東区から葛飾区にはゼロメートル地帯が広がっている。地下鉄構内まで津波の影響が拡がれば、大変な惨事になるはずです」(同)

 東京湾内の地震では、最も津波に警戒が必要なのだ。

「東京湾の群発地震が、フィリピン海プレートと北米プレートの境界が剥がれかけていることによって起きるものかどうかは分かりません。しかし、茨城、千葉で震度4の揺れがこれほど続くのは珍しい。フィリピン海プレートは非常に地震を起こしやすいプレートなので、これからも注意すべきです」(同)

 首都直下地震は待ったなし。コロナ禍の襲来が起きないことを祈るばかりだ。

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