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闇営業問題から一年、お互いにピンチを支え合うカラテカの絆に注目集まる

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カラテカ・入江慎也、矢部太郎

 カラテカの入江慎也が6月4日に1年ぶりにツイッターを更新し、話題となっている。入江と言えば、昨年同日に芸人仲間を闇営業に紹介していたと報じられ、吉本興業を契約解除になっている。

 入江は「新型コロナウイルス感染症で世界が困難な状況にある中で、私自身に関するご報告をさせて頂きまして大変恐縮です」に始まり、吉本興業を解雇後は清掃業のアルバイトに従事している近況を報告した。

 これを受け、相方の矢部太郎も5日のツイッターで、「入江君が新しい一歩を踏み出しました。見守っていきたいと思います」と記している。そこで明らかになるのは、2人の絆だろう。

 ​>>カラテカ矢部、憔悴の表情で“コンビ存続”に言及 多才さを生かしお笑いよりも副業で多忙に?<<​​​

 入江の解雇後、矢部はコンビ解散を選択しなかった。それ以前からも、コンビとしての活動実績はほとんどないものの、なぜ解散を明言しないのか。そこには、2人がお互いにピンチを支え合ってきた歴史があると言える。

 カラテカは高校の同級生として出会う。明るい入江に対し、暗く大人しい矢部と2人のキャラクターは真反対。だが、なぜか気が合い、入江が矢部を誘い、文化祭でコントを披露したことも。
 芸人となり最初に売れたのは矢部だった。1990年代後半から2000年代初頭にかけて東京学芸大学中退のインテリキャラを生かし、『進ぬ! 電波少年』(日本テレビ系)でスワヒリ語、モンゴル語など、複数の言語を身に付けたのだ。

 その後、2010年代に入り矢部の人気に陰りが見えると、今度は入江がナンパの達人、人脈の広さといったキャラでブレークを見せるようになる。ラップ調の自己紹介ネタも話題となった。さらに入江は、実際に芸人よりもビジネスに重きを置くようになる。だが、幅広い人脈の一部が闇社会へと通じ、問題を引き起こしてしまったのはよく知られている。

 そして、入江のビジネスキャラが注目されなくなってきた頃に、矢部が漫画『大家さんと僕』(新潮社)でブレークを果たし、2018年の第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞するなど、文化人的なキャラクターとして再び台頭を始めた。

 カラテカはコンビとして片方が沈んだ時に、一方が何かしらのブレークを果たし支え合うような構造を持っていると言える。

 矢部は2019年10月のインタビューで、自分の人生を変えてくれたのは「大家さんと入江くん」と感謝の気持ちも述べている。一方の入江は同年1月のインタビューで、芸人としての才能に溢れる矢部への「嫉妬」がビジネスの原動力とも語っていた。お互いの活動が別々でも、原点には相方の存在がしっかりとある。それゆえに、決して別れないコンビなのかもしれない。

記事内の引用について
カラテカ入江のツイッターより https://twitter.com/karatekairie
矢部太郎カラテカのツイッターより https://twitter.com/tarouyabe

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