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26歳父親、息子を木刀殴り逮捕 「暴力を振るって何が悪い」容疑を否認で怒りの声

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画像はイメージです

 長男の頭や背中などを木刀で殴って怪我をさせたとして、26歳の父親が逮捕されたことが5月15日に判明。その行動に怒りの声が上がっている。

 事件が発生したのは北海道旭川市。4月15日午前9時頃、薬をテーブルにこぼして注意された長男の態度を見た自称農業手伝いの男(26)が、「母親を睨み返した」と激昂。木刀を持ち出し、長男の頭や背中を激しくたたいた。

 暴行した父親は以前にも長男に暴力を振るったことがあり、その日の夕方、児童相談所の職員が警察とともに男の自宅を訪問。その結果木刀による暴行が発覚し、長男を保護したという。
 父親は傷害の疑いで逮捕され、警察の取り調べに対し「頭はたたいたが、背中はたたいていない」一部否認し、「しつけで悪い奴に暴力を振るって何が悪い」と、行動の正当性を主張している。

 男の行動に「木刀を使う時点でしつけじゃない」「しつけの名を借りた虐待。許せない」「2人の関係性はよくわからないけど、実の子供じゃないのではないかと思うくらい酷い。愛情が感じられない」「我が子を木刀でたたくなんてどうかしている」と怒りの声が殺到している。

 一方で、「自分も親にテストの点が70以下だと竹刀で殴られていた」「ここまでじゃないけど、自分も父親からしつけと称して殴られた」「うちは悪いことをすると殴られた。嫌な気持ちになった」などと、同じ経験を口にする人も数多く出た。

 木刀でたたくと我が子を死に至らしめる可能性も否定できず、「しつけ」ではなく「虐待」と言わざるを得ない。児童相談所には、子供を安易に父親のもとに戻さないようお願いしたい。

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