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ホリエモン、検察庁法改正案の抗議に「キムタクのドラマ見すぎ」「正義の人と思わない」批判が話題

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堀江貴文氏

 ホリエモンこと堀江貴文氏が、先週末にツイッター上で話題となった「#検察庁法改正案に抗議します」の動きに苦言を呈し、話題となっている。

 これは検察官の定年延長を可能とする検察庁法の改正案を、自民党を始め与党が中心となって今国会で成立を目指している動きに反対する声が、ネット上で沸き起こったもの。歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ、俳優の浅野忠信、オアシズの大久保佳代子ら多くの著名人が賛同した。きゃりーはファンの間で混乱が広まったため、のちに削除している。

 堀江氏はこうした動きに冷めたスタンスを取っており、5月11日にYouTubeチャンネルで動画を公開。さらに、ツイッターでは「何一つ民主的プロセスを経ないで権力を手にした検察官が正義の味方と信用してしまってる奴らはキムタクのドラマの見過ぎ笑」と皮肉った。

 ホリエモンの動画は「検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら全員見ろ」と題されたた約17分にわたるもの。戦後の検察の歴史に始まり、司法(裁判所)、立法(国会)、行政(内閣)の三権分立のうち、行政機関に属する検察が独自捜査権を始め強い権力を持ちすぎではないかと批判した。堀江氏自身、2006年に検察の捜査機関である東京地検特捜部に、通称「ライブドア事件」の容疑者として逮捕されている。

 こうした過去があるため、自身の発言は「ポジショントークだとは思う」と留保を付けつつも、自分の事件が「こんなひどい裁かれ方をするのか」と検察の権力の強さを自覚したという。これには、ネット上で「なんだかすごいリアルな話だな」「本当は怒りたいんだろうけど、感情抑えてる感じが伝わってくる」といった声が聞かれた。

 検察官と言えば「正義の味方」といったイメージが強い。これを作り上げたのはキムタクこと木村拓哉による『HERO』(フジテレビ系)の影響は大きいと堀江氏は指摘。「検察官はすごい正義の人たちだとは思わない。民主主義によって(厳密に)コントロールされていない今の現状の方が危ない」と批判し、今回の動きは「完全にミスリードされている」「みなさんの正しい判断に期待します」と呼び掛けた。

 堀江氏の指摘が正しいとすれば、今回のネット上の動きは、権力が集中する現状の検察制度の改良を止めることになり、本来の目的とまったく逆になってしまう。ネット上では「ホリエモンやっぱり頭いいわ」「検察への恨みはあるだろうけど、それを差し引いてもタメになる話かと」といった声が聞かれ、話題を集めていた。

記事内の引用について
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp

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