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『いいね!光源氏くん』婚活パーティーで自己嫌悪になるヒロインに共感集まる「まさか泣かされるとは」の声も

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千葉雄大

 千葉雄大が主演を務めるドラマ『いいね!光源氏くん』(NHK系、毎週土曜日、夜11:30~放送)の第5話が2日に放送された。
 本作はえすとえむ氏による同名漫画が原作のコメディドラマである。源氏物語の世界からやってきた光源氏(千葉雄大)を自分の家に居候させることになった“こじらせ女子”のOL・藤原沙織(伊藤沙莉)は、現代の文化に触れて驚く光に手を焼きながらも、彼の存在に癒されていく――というストーリーだ。

 第5話では、沙織が同僚の宇都宮亜紀(小野寺ずる)に、光と同居していることをうっかり話してしまう。亜紀は光が既婚者であることを知ると、沙織に「人としてのモラルは捨てない方がいいよ」と助言。その言葉を受けて、沙織は彼氏を作るために亜紀と共に婚活パーティーへ参加することに。

 しかし、参加者の男性たちが茄子やジャガイモに見えたり、「光ならこうしてくれるのに」と光の言動を思い出したり、どうしても参加者の男性と光を比べてしまい、沙織は自己嫌悪に陥る。結局、沙織は優しく声を掛けてくれた男性にも、「真面目に普通に頑張っているあなたに私はふさわしくない」と言い残してその場を去ってしまう。
 その後、雨の中迎えに来た光と帰宅した沙織は、自分は汚い人間だと光の前でこぼす。光はそれを否定し、沙織を元気づける。沙織はその優しさに感謝するものの、同時に光を決して好きにならないと心に誓うのだった。

 沙織が婚活パーティーで光とほかの男性を比べて自己嫌悪に陥る描写や、既婚者の光に対する恋心を捨てようとする描写に対し、視聴者からは「沙織の気持ちめっちゃ分かる。私も婚活パーティーとか街コンとか行ったけど、どうしても元カレとか片思いの人と比べちゃってたなあ」「“真面目に普通に頑張っているあなたに私はふさわしくない”ってセリフ刺さったなあ。自己肯定感低いと、相手と自分が釣り合わない気がするんだよね」「光源氏も既婚者だもんね…。既婚者に恋するのはマジで泥沼。好きになっちゃいけないって思うほど好きになる…」という共感の声が集まっている。

 「これまでのストーリーでは、沙織と光のほのぼのとした日常が描かれていましたが、今回は沙織の光への切ない恋心が描かれたこともあり、少しシリアスな展開となっています。そのため、視聴者からは『まさか“いいね!光源氏くん”で泣かされるとは…。続きがめちゃくちゃ気になる』『ただのほのぼの系ドラマだと思ってたら、今回は結構胸にグッとくる話だった。これは反則!』と、これまでのストーリーとギャップを感じ、感動する声も多く寄せられています」(ドラマライター)

 9日放送予定の第6話では、光と距離を取ろうとする沙織が、彼に「住む世界が違う」と決別宣言をするという展開になっている。果たして、2人の恋の行方はどうなってしまうのだろうか。今後の展開に注目したい。

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