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高須院長も「この大事な時期に何やってんだ」 愛知・大村知事、トリエンナーレ不交付の名古屋市に提訴を示唆で批判の声も

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大村秀章愛知県知事

 22日、大村秀章愛知県知事が、2019年に開催され、昭和天皇の写真を燃やす映像などを放映した「あいちトリエンナーレ2019」について、負担金を不支出とした名古屋市を、提訴する動きを見せたことに批判が集まっている。

 大村知事は20日付で、「あいちトリエンナーレ2019」の負担金を不支出とした名古屋市に対し、「あいちトリエンナーレ実行委員会会長」として負担金約3300万円の支払いを求め提訴する議案への賛否を問う文書を、名古屋市に送付した。

 文書を受け取った河村たかし市長は、21日の記者会見で、「新型コロナウイルス対策に全力を取り組むべき時期に不謹慎だ」として、撤回を申し入れ。そして、コロナ禍が終了した時点での話し合いを求める。

 しかし、大村知事は「原因を作ったのは河村さん」として、この申し出を拒否する意向を示しており、「話し合いを求められても既に行政決定している」「この問題は司法の場に移した方がスッキリする」などと話しているという。

 大村知事の行動に「この時期にやることか」「コロナ禍のどさくさに紛れて通そうとしたのでは」「県民のコロナ対策より昭和天皇の映像を燃やしたトリエンナーレの金をせびるとはありえない」「コロナが収まってからで良いのではないか」「県民は外出を控えて耐えているのに自分は金なのか」と怒りの声が相次ぐ。

 著名人からも批判が上がっており、愛知県に本部を置く高須クリニックの高須克弥院長は「この非常時に何やってるんだ。大村知事」と怒りの顔文字入りのツイートで苦言を呈す。一方、少数ながら支持者からは「トリエンナーレ再開頑張れ」「コロナはコロナ、トリエンナーレはトリエンナーレ。粛々とやるべき」言う声も出た。

 ネット上では、批判の声が目立つ大村知事の行動。県民からは、自分たちの声に耳を傾けてもらいたいとの声が上がっている。

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