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『美食探偵』、原作以上に口を挟むヒロインが不評?「重くなり過ぎないのはこの子のおかげ」評価の声も

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小芝風花

 中村倫也主演のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜日、夜10:30~放送)が19日に放送され、平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが報道された。前回の第1話の平均視聴率10.0%からは1.4%のポイントダウンとなった。

 本作は『東京タラレバ娘』『偽装不倫』(いずれも日本テレビ系)の原作者である東村アキコ氏による同名漫画が原作のミステリードラマだ。美食家のイケメン探偵・明智五郎(中村倫也)が、助手の小林苺(小芝風花)と共に“食”にまつわる殺人事件を“食”を通じて解明していく――という1話完結型のストーリーだ。

※以下、ネタバレを含む。

 第2話では、青森で農家を営んでいる女性・古川茜(志田未来)が、殺人鬼のマグダラのマリア(小池栄子)の差し金で、恋人とその浮気相手の殺害に加担するという展開に。茜が祖父と営んでいるりんご農園に訪れた明智と苺は、毒殺に使われたりんごの品種が茜の農園で育てたりんごであることと、茜が殺人に加担していることを突き止める。その後、茜は事件への関与を認め、重要参考人として警察に連行されるのだった。

 視聴者からは茜を演じた志田未来に対して、「志田未来の儚げな美しさに胸打たれたわ。素朴な田舎娘役ハマりすぎ」「上京した彼氏に浮気された茜の悲しさが伝わってきて泣けた…。切なさが止まらない」という絶賛の声が挙がった。

 一方で、本作のヒロイン的ポジションの苺に対して、不満の声が集まっている。第2話では、苺が茜に「どうして愛している人を…そんなのお祖父さんも悲しむよ!」「真実を話して、罪を償ってください。きっとやり直せますから!」と泣きながら訴えかけ、明智から「君は黙ってろ」と言われるシーンが描かれた。
 
 苺が茜に対して言葉をかけるシーンに関して、原作ファンからは「苺がいちいち口出しするの、すごく気が散る」「苺、漫画ではそこまで主張してないのに…これじゃうるさいって批判されても仕方ない」「セリフ追加するのはいいんだけど、綺麗事ばっかりで胸に響かない…脚本ダメだね」「明智が黙ってろって言った瞬間、“それな”って思った(笑)」という批判の声が挙がっている。

 「原作では、苺が茜に対して何度も口を挟むシーンはありません。ドラマオリジナルとして、苺のセリフが追加されたようですね。しかし、原作ファンからは『苺がどうしてそこまで茜のことに首突っ込もうとしているのかが謎』と、苺の言動に対し違和感を覚える声が多くありました。さらに、苺は前回の1話でも、殺人を犯したマグダラのマリアの説得に失敗していました。ヒロインとして事件解決に貢献する場面が少ないことも、批判の原因と言えるでしょう。」(ドラマライター)

 苺の演出に関する批判の声は集まっているものの、演じている小芝に対しては「第1話も今回の第2話も、実は結構重いストーリーだけど、苺ちゃんがいるから中和されて見られる」「個人的に苺とその友達の桃子(富田望生)のコンビがツボ。重くなりすぎずバランスよく見られるのはこの2人のおかげだと思う」という声も挙がっている。

 果たして、これから苺が事件解決に貢献するシーンは描かれるのだろうか。今後の苺の活躍と小芝の演技に注目したい。

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