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『エール』、主人公が“イージーモード”で呆れ声 暗くなりそうな展開も視聴者が離れないワケは

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窪田正孝

 NHK連続テレビ小説『エール』の第13話が15日に放送された。

 第13話は、三郎(唐沢寿明)が改めて長男の裕一(窪田正孝)か次男の浩二(佐久本宝)を権藤家の養子に出さねばならないという問題に直面する。そんな中、裕一が所属するハーモニカ倶楽部の定期演奏会がいよいよ当日を迎え――というストーリーが描かれた。

 裕一が作った曲が採用された演奏会本番が描かれたこの日の放送だったが、あるシーンに視聴者からの反感が集まったという。

 「問題となっているのは、いよいよ裕一の曲が演奏されるというシーン。演奏直前に突然会長から指揮をやるように言われ、始めは戸惑ったものの、すぐに受け入れ、完璧に指揮をこなす様子が描かれていました。しかし、これに視聴者からは、『指揮なんてやれって言われてすぐにできるものじゃないから』『タクトを振ればいいってもんじゃない』という批判の声が殺到、また、前週ではヒロインの音(清水香帆)が学芸会の本番直前に主役のかぐや姫を任され、演じ切ったこともあり、『主人公もヒロインも周りに忖度される人物なんだ』『かぐや姫も指揮者も当日いきなりやれって言われてできるもんなんですね』という呆れ声が聞かれてしまいました」(ドラマライター)

 とは言え、一方では裕一が伯父の養子になり、音楽を諦めて銀行に就職するという展開には好意的な声も寄せられた。
 「養子になることとなった裕一は、自分の部屋で泣きながら楽譜を破り、音楽を諦める決意を固め、終盤では銀行の住み込みの部屋に引っ越しする場面も描かれましたが、そこに待っていたのは、支店長を始めとした底抜けに明るい行員たち。少なくとも、人間関係で悩むような心配はなさそうに見られました。このシーンで朝ドラファンが思い出したのは、前作の『スカーレット』。主人公の喜美子(戸田恵梨香)は中学卒業後に父の一存で大阪へ就職させられ、始めは故郷を離れる寂しさもあったものの、そこで出会ったちや子(水野美紀)らは生涯の友人に。このこともあり、視聴者からは『スカーレットでもそうだったけど、つらい経験が糧になる』『こういう挫折があるから朝ドラは面白くなるんだよね』という、今後の展開を期待する声も。闇展開だからこそ、視聴者の期待が膨らんだようです」(同)

 一度は挫折した裕一がどう夢を叶えていくのか、今後の展開に注目が集まる。

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