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古市氏「緊急事態宣言を出しても今と同じ」「何にもできない国」発言で賛否 「現実見えてる」の声も

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小倉智昭

 観光業への大打撃、休校延長、医療崩壊……。新型コロナウイルスによる肺炎の影響が日本全土を脅かし始める中、社会学者の古市憲寿氏の発言が注目を集めている。

 「4月1日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)の中で、MCの小倉智昭が今の日本の現状について、『超法規的措置はお得意なんだから、こういう時こそ使っていい』と、法律を飛び越えて特別な対応をすべきと主張。しかし、これに対し古市氏は『今ここで法律を破ってしまうと、今後に禍根を残す』と反論。さらに、『超法規的措置はあまり日本ではしていない』と前例は少ないとも述べ、『法律にがんじがらめで、実はなんにもできない国』と、日本政府を批判したのです」(芸能ライター)

 古市氏の意見に、小倉が「法解釈の運用でやれている部分はある」と反発すると、同氏からは「集団的自衛権に関しても国会での議論をかなり経て行使している」と指摘が。すると、小倉が再び「法律改正うんぬんとか言ってる場合じゃない」と声を上げ、互いにヒートアップしていた。
 
 古市氏はまた、「いざ緊急事態宣言を首相が出したところで、都道府県知事と出来ることは今と同じで、あくまで自粛要請」と言及。「スペインやイタリアがやっているような、交通機関を最小限にすることもできない」とし、さらにロックダウンについても、「ロックダウンと言っても、何を以ってロックダウンと言うのか」「みんなヨーロッパの一部の映像を見てイメージだけで語っている」と語った。

 これに対してSNS上では、「小倉さんより古市さんのほうが言ってることまとも。現実見えてる」「今日の古市さすがだな。 海外みたいなロックダウンはできないし、超法規的措置なんてなされるべきじゃない」と支持するコメントが。

 一方で、「緊急事態宣言とロックダウンを混合して語るのやめてよ。勉強してから話してよ」「古市さんはコロナにかかりたいの?」と異を唱えるユーザーもおり、賛否分かれていた。いずれにしても今後どうなるのか。

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