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DDTが4.12まで興行自粛も高木社長「プロレス最高というのをお見せします」

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高木三四郎

 サイバーエージェント傘下のプロレス団体DDTグループは、東京都の新型コロナウイルス対策によるイベント自粛要請を受けて検討した結果、4月12日までの興行を中止または延期にすると発表した。また、独立系で4月1日の東京・後楽園ホール大会をもって活動休止するWRESTLE-1(W-1)も、無観客試合で開催することになった。

 30日以降に開催するDDTグループの興行で自粛するのは次の7大会。

・‪4月2日【DDT】花やしき内・浅草花劇場……延期
・‪4月4日【DDT】小山市立文化センター小ホール……中止
・‪4月5日【DDT】ふじさんめっせ……中止
・‪4月7日【DAMNATION】新宿FACE……延期
・‪4月11日【東京女子プロレス】板橋グリーンホール……中止
・‪4月11日【ガンバレ☆プロレス】板橋グリーンホール……中止
・‪4月12日【DDT】後楽園ホール……中止

 DDTグループは、26日に東京・新木場1stRINGで「まっする」(ひらがなまっする)を開催しており、これが自粛前最後の大会となっている。同じサイバーエージェント傘下のプロレスリング・ノアも、29日の後楽園大会を無観客試合での開催に切り替えている。DDTではノーピープルTVマッチを公式配信サイトで開催するとしており、東京女子プロレスでは4月3日と11日に行うことが決定した。ノアの大会を見た高木三四郎社長は自身のツイートで、「ノアLIVEマッチ終了。凄いモノを見せられた。DDTも負けられない。4.12まで中止延期になったので日時場所はまたリリースしますが2大会の無観客試合を予定してます。こんな時だからこそプロレス最高というのをお見せします!」とノーピープルTVマッチで最高のプロレスを見せることを誓っている。

 後楽園ホールでは、4月1日にWRESTLE-1の活動休止前最終興行が無観客試合になり、4月6日に開催する全日本プロレスの『2020チャンピオンカーニバル』開幕戦も無観客試合になってしまった。東京都では、この週末に感染者数が急増しており、さらに自粛要請期間が続く可能性も高い。無観客試合が出来る団体は、配信などでプロレスの素晴らしさを伝え続けてもらいたい。無観客試合だからこそ出来ることはきっとあるはずだ。
(どら増田)

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