search
とじる
トップ > 社会 > 日本のテレビ界が舌舐めずりする映画『パラサイト』アカデミー賞4冠達成

日本のテレビ界が舌舐めずりする映画『パラサイト』アカデミー賞4冠達成

 韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)の歴史的快挙に小踊りしているのが、日本テレビとテレビ東京だ。

 同作品は海外作品でありながら、『第92回アカデミー賞』で作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4部門を受賞した。日本国内での興行収入は30億円(2月末現在)を突破。韓国映画としては歴代ナンバー1の記録を更新中だ。
「日テレ系のVAPが『パラサイト』に出資しているんです。テレ東もⅤAPと親密で、両社とも1億円前後を出しているそうです」(業界事情通)

 映画『パラサイト』の総製作費は1100万ドル(約12億円)。アカデミー賞受賞後の興行収入は推定で、約4億ドル(約440億円)以上になることが予測されているという。

「他の日本企業ではビターズ・エンド、巖本金属、クオラス、朝日新聞社、Filmarksが出資をしている。各社とも5000万円〜1億円前後といった金額です」(芸能プロ関係者)

 今後、興行収入は出資額に応じて、配当金が分配される仕組み。

「これだけの大ヒット作ですからね。出資額が何倍にも大化けするんです。笑いが止まりませんよ」(同)

 中でも、テレ東とVAPはコンテンツ販売でも甘い汁を吸うことになる。

「テレ東は映画『パラサイト』の地上波放送権を持つことになるでしょう。外国語の映画がアカデミー賞で作品賞を受賞したのは、初の快挙。高視聴率は確実ですよ。20%は堅い。これだけで数億円のスポンサー収入が入ってくる」(前出・業界事情通)

 日テレはどうか。

「DVD化権に加え、配信権も所有しているそうです。日本テレビホールディングスには動画配信サービスの『Hulu』がある。DVDで5000万円〜、配信で2億円の利益といった感じでしょうか」(放送作家)

 映画『パラサイト』のタイトル通り、出資社は骨の髄まで同コンテンツをしゃぶりつくし寄生し続ける…。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ