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米倉涼子『ドクターX』新シリーズ視聴率回復へ稲垣吾郎に熱烈オファーか

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提供:週刊実話

 元『SMAP』の稲垣吾郎が、テレビ朝日の国民的ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズから出演依頼を受けているという。昨年10月期に放送された同ドラマ第6シリーズは、全話平均視聴率18.5%。同クールの中では断トツだったが、シリーズとしては最低を記録してしまった。それほどの“怪物ドラマ”だけに、大失敗とも陰口された。

「病院の乗っ取り役に市村正親、その秘書役に武田真治、市村が連れてきた外科医にユースケ・サンタマリア、内科医に清水ミチコ…などなど、メチャクチャ濃いキャストをそろえ過ぎの感がありました。大門未知子(米倉涼子)は周囲の制止を振り切って無謀な手術をすることが売り物なのに、ただの病院内紛みたいで視点がズレてしまいました」(テレビ雑誌編集者)

 もともとは東帝大病院長・比留間重勝(西田敏行)とフリー外科医・大門の戦いが見どころだ。病院の名声を高めたい比留間と、手術で人を助けたい大門との、医師として意地をかけた対決でもある。

「現役の医師も見ている人間が多い。内容的に見てもおかしい術法ではない。ただ、時間的に無理があり、1つのミスで術中絶命の危険性がある。成功率は1%以下という感じがいいのでしょう。手術をさせない比留間院長は間違いでもないんです。ただ比留間院長はお金好きですが、国立大なら逮捕ものです」(国立大外科医)

 第6シリーズが20%台に乗れば、米倉は名作のままにして退くといわれていた。しかし18%台だったため、リベンジの第7シリーズは確実だという。

「新作への稲垣起用は制作スタッフだけでなく、米倉も賛成しているといいます。現在、稲垣はNHK連続テレビ小説『スカーレット』に医師役で出演中。落ち着いた医師役が似合っています。それをドクターXにも生かそうというのです」(テレビ朝日関係者)

 ドラマ内ではすぐカッと血が上る米倉・大門に対して、稲垣は冷静沈着で院長の考えにも同調しながら、大門の気持ちも理解する中立派だという。

「ドクターXはどちらかといえばすぐ興奮する比留間派が多く、その典型が遠藤憲一です。医師なのに人命より院内出世ばかり考えている。稲垣をどうやって勤務医の設定にするか。また交渉中にジャニーズの圧力も怖い。問題山積みですけどね」(同・関係者)

 何はともあれ、第7シーズンが楽しみだ。

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