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29歳男性消防士長が35歳同僚の首を絞め失神させる 処分の甘さにも批判の声

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画像はイメージです

 川崎市消防局に勤務する29歳の男性消防士長が、同僚消防士の男性(35)に対し、血圧計のベルトを首に巻き、失神させていたことが判明。その行為と処分の甘さが物議を醸している。

 川崎市消防局の発表によると、事案が発生したのは2019年10月2日。救急車の点検をしていた際、悪ふざけで35歳の同僚を救急車内に呼び、太腿用の血圧ベルトを首に巻き、加圧した。首に負荷がかかると、35歳の男性は失神。ベルトを外すと、意識を取り戻したそうだ。

 この件は伏せられていたが、川崎市長宛に匿名で送られた手紙で発覚。当初「いじめ」の疑いも指摘されていたが、消防局はいじめについては否定している。なぜ、このような行為に出たのか。聞き取り調査に対し、男は「首で血圧が計れるか試そうとした」と、実に幼稚と言わざるを得ない発言をしていると報じられている。

 川崎市消防局は、血圧計のベルトを首に巻き失神させた男性消防士長について、停職6か月の懲戒処分にしたと発表。懲戒免職ではないため、処分明け後、この2人がまた顔を合わせる可能性が高い。

 男の行為については、「酷い行動。笑い話で済まされるものではない」「殺人未遂罪ではないのか。刑罰を与えるべきだ」「逮捕案件だろ」と、現状逮捕などをされていない男へ怒りの声が上がる。
 そして、川崎市消防局については、「処分が甘すぎるのではないか」「仕事中に悪ふざけで同僚を死の危険に至らしめた男を働かせるのは狂気の沙汰」「市税でこんな人間を働かせるのはあり得ない」と怒りの声も出た。

 人を救う救急車で、人を殺そうとする行為は異常。そのような人物を働かせることに批判が集まるのは、当然のように思える。

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