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奪い合いだけじゃない? 新型コロナ感染拡大、各地で神エピソード多発「日本捨てたもんじゃない」

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 新型コロナ感染拡大によりマスクや消毒液の品切れや、ネット上のデマによるトイレットペーパーやティッシュなど生活必需品の品切れが各地で発生している。ネット上でも買い占めや転売を糾弾する声や、助け合いを呼びかける声も多く上がっているが、一方では助け合いによる心温まるエピソードも聞かれている。

 この数週間、店頭に並ばず入荷直後に売り切れるという状況が続いているマスク。花粉症の季節が到来したが、多くの人が普通にマスクを手できず思い悩む声も聞かれているが、実はそういった殺伐とした声だけではない。ネット上では、「花粉症でマスクがなくてあちこち探し歩いてなかったのであきらめてタクシーに乗ったらタクシーの運転手に5枚入りのマスクをもらった」「よく行く動物病院が誰にでも無償でマスクを配ってた」「展示イベントでマスク未着用の来場客にマスクを配布してた」など、貴重なはずのマスクを譲ってくれたというエピソードが少なからず聞かれている。

 マスクが一枚あるだけでその日の安心感も全く違うが、それ以上にこの非常事態でも譲り合いの精神が広がっていることに対し、「こういうの見るとまだ日本も捨てたもんじゃないって思う」「買い占めとかしてるのって一部の人だけだよね」「こういうエピソード、聞くだけでほっこりする」という声が寄せられていた。

 また、先週末頃から品切れが騒ぎになったトイレットペーパーなどについても、「トイレットペーパーが家にあと一つしかなく、どこに行っても売っていないという話をバーでしていたら、次に行ったときにマスターがくれた」「職場であと少しでトイレットペーパーなくなるって話したら、普段からストックしてる人が譲ってくれて本当に助かった」という声や、「小1の息子が帰り道に大きめの葉っぱを何枚も拾ってきたよ。いざと言うときはこれを使うんだって、トイレに置いてある」というほっこりエピソードも見受けられた。

 さらに製紙メーカーがトイレットペーパーの在庫写真をアップして消費者の不安を和らげるなどの対応が見受けられたり、トイレットペーパーが残り少ないと嘆くネットユーザーに対し、「水に流せるティッシュがある」「最悪ティッシュで拭いて、袋に貯めてゴミの日に出せばいいと思う」といったアドバイスや「近かったらお裾分けに行きたい」という声も寄せられている。

 不測の事態に戸惑う声も多いが、中にはこういった“神エピソード”もある。一刻も早い事態の収束を願う――。

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