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25年間で自転車サドル5800個を盗んだ男が逮捕 異常な動機にドン引きと怒りの声

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画像はイメージです

 全国各地で自転車のサドルを盗んだとして、静岡県沼津市在住のトラック運転手(57)が窃盗容疑で逮捕されたことが判明。そのサドルへの歪んだ愛情に怒りの声が相次いでいる。

 男は昨年11月、大阪府東大阪市の近鉄吉田駅の駐輪場と付近のマンションから2台の自転車からサドルを外し、持ち去った。付近の防犯カメラに容疑者のトラックが映っており、御用となった。サドルを取り外されてしまえば自転車は走ることが出来ず、迷惑極まりない。決して軽微な犯罪ではない。

 人々を驚かせたのは、男の余罪。なんと警察の取り調べに対し、「約25年前に仕事のストレス解消で始めた」「収集がだんだん楽しくなった」などと語ったのだ。容疑者は保管用貸倉庫を6件借りており、なんと約5800個のサドルが押収された。
 なぜ、容疑者はサドルにこだわったのか。取り調べに対し、「軽い気持ちでサドルを盗んでいたが、だんだんサドルが好きでたまらなくなった」と供述。盗みを働くうちに歪んだ愛情を持ち、収集して行くようになった様子。ただし、「盗んでもなかなか捕まらず、スリルがたまらなかった」とも語っている。

 この迷惑すぎる犯罪に、「非常に迷惑。自分も盗まれたことがあるけど、この人にやられたのかもしれない」「俺のサドルを返してほしい」「どうやったらこういう人間になるのか。人格に問題がありすぎる」など、怒りの声が噴出することになった。

 一方で、「5800個も盗みを働いて、今までなぜ警察が逮捕できなかったのか」「サドルの窃盗だって立派な犯罪。警察がしっかりと向き合って来なかったのではないか」と、犯罪を野放しにした警察に苦言を呈する声も相次いだ。

 理解し難い「サドル専門泥棒」。25年間の「罰」はしっかりと受ける必要がある。

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