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極楽加藤から相方・山本の件でクレーム? 東野幸治が赤裸々な“芸人伝説”エッセイ出版、「吉本だからこの本が出せた」

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東野幸治

 お笑いタレントの東野幸治が2月27日、最新エッセイ集『この素晴らしき世界』(新潮社)の刊行記念イベントを都内で行った。同書は「週刊新潮」(同)に連載した人気エッセイを書籍化したもの。東野が西川きよし師匠始め、山里亮太やピース綾部、宮川大助・花子師匠など、吉本芸人たちの知られざる素顔やエピソードを面白おかしく紹介していく内容になっている。

 東野は本書で取り上げた吉本芸人たちについて、「面白いし楽しいし、たまたまこれを書いた当時、興味のあった人から書き始めたらこのメンツだったっていう感じです。新潮社さんとしては、紳助さんとか、さんまさんとか、ダウンタウンさんとか、もっとビッグネームのエピソードが欲しかったかもしれないんですけど、いろいろな事情があってこれで落ち着きました。ひょっとしたら裏でマネジャーさんたちが書かせないよう、せき止めていたのかもしれないですね」とユーモアを交えつつ紹介。

 執筆は1日1人、仕事の合間などにスマホを使って書いたといい、「書きたい人は親指が踊る感じでした。ダイノジの大谷さんとかね。俺の親指をこんなにも踊らせるかっていうくらいでしたよ」と執筆の様子も振り返る。また、吉本芸人はそもそもプライベートからしてネタの宝庫。本書には登場しないが面白い芸人はほかにたくさんいるとも指摘し、「年齢層が70歳代の師匠から18、9歳くらいの若手まで、幅広い世代の芸人が同じ会社に所属して笑いをやっているんです。文化も育った環境も違う。ジェネレーションギャップもあったりして、だからこそ面白く見えるんだろうなって」と吉本芸人を取り上げる面白さを分析する。

 「若い芸人から見て、60、70歳の芸人の日常は見ているだけで面白かったりするでしょうし、そもそも日常から面白い人多いんです。借金のある人とか、パイプカットしている人もいるしね。吉本興業だからこそ、こういう本が出せたと思います」と嬉しそうに語る。赤裸々に語られる芸人たちの素顔について、当の本人たちは書籍化されることに抵抗はないのかと尋ねられると、「そんなにひどいこと書いているつもりはないですけど、たぶん怒ってはいると思いますよ」と東野。

 「もちろん、全部本人に確認して出しています。陣内さんからはクレーム来ました。見え方悪くないですかって。極楽とんぼの加藤からも来ました。山本の罪状が違いますって。藤井隆君からはお礼のメッセージが来ました」と取り上げた芸人たちの反応を紹介。さらには「売れたら2もやりたい」と続編に前向きなことも明かす。

 「2が実現するなら、今度は違う書き手がやると面白いと思います。吉本には6000人も芸人がいますからね。かぶらないように書き手も変えて行くといいんじゃないですか」とリレー形式で本書を他の芸人に繋げたい意向を持っているといい、「次、誰にバトンタッチをすればいいかって考えると、やっぱり東京、大阪両方知っている人がいいでしょうね。千原ジュニアとか。宮川大輔とか。小気味いい文章書いてくれそう。ほっしゃんとかもなんか書けそうな気がします」と楽しそうに話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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