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W-1が7年の歴史に幕!武藤敬司は3.15大田区大会が所属ラストマッチ

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武藤敬司

 プロレス団体WRESTLE-1(以下:W-1)が、2月29日に「今後に関する」会見を行った。4月1日の東京・後楽園ホール大会をもって、無期限の活動休止となることが明らかになった。全所属選手は3月31日付けで退団する。

 W-1は2013年、全日本プロレスを退団した武藤敬司と行動をともにした同志たちによって東京・TDCホール大会で旗揚げ。旗揚げ戦は所属選手以外は全て「X」としてカードが発表され話題となり、超満員の観客が集まる中、華やかに幕を開けた。KAIと真田聖也(現SANADA)によるエース争いを軸に、カズ・ハヤシ、近藤修司、田中稔らクルーザー級戦線も盛り上がっていったが、2015年に真田が退団。翌2016年には浜亮太、中之上靖文、TAJIRI、AKIRA、田中稔、そしてKAIまでも退団してしまう。

 2017年には武藤が会長となり、カズが新社長に就任し新体制に。2019年にはアイドル活動をしていた才木玲佳が入団し話題になった。しかし、武藤の長期欠場なども重なり、集客は苦戦続き。武藤は昨年復帰を果たしたが、プロレスリング・マスターズを除いては、再び会場がファンで溢れ返ることはなかったのが現状だ。今年に入ってから、W-1が活動を休止するのではないかという心配な情報が流れていたが、若い選手を多く抱えているだけに、これが現実になってしまったのは残念だ。

 W-1は3月15日に東京・大田区総合体育館でビッグマッチの開催が決定している。武藤は昨年に引き続き4月にはアメリカ遠征が決まっており、W-1の活動休止前最後の大会である4.1後楽園大会は出場出来ないため、この3.15大田区大会が所属ラストマッチになるとのこと。4.1後楽園大会以降、所属選手の去就についてはまだ明らかになっていない。武藤が新日本プロレスから全日本プロレスに電撃移籍してから始まった一連の流れは、2020年4月1日をもって幕を閉じることになる。
(どら増田 / 写真・萩原孝弘)

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