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障がい者夫婦のヒモパントークに、さすがの関ジャニ村上と東野もタジタジ

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東野幸治

 教会やコンサートの舞台で見られるチューブラーベルという金属打楽器。これを打ち鳴らしている画面を背景に、番組のタイトルロゴが浮き出る長寿番組といえば「NHKのど自慢」(NHK総合)だ。番組開始は昭和21年(当時のタイトルは「のど自慢素人音楽会」)。現在も毎週日曜日に、原則生放送で放映されている。

 誰もが一度は目にしたであろう恒例オープニング。それを完全にインスパイアした番組が、不定期放映の「NHK輝け!!全日本大失敗選手権大会~みんながでるテレビ~」だ。昨年、関ジャニ∞・村上信五とお笑いタレント・東野幸治のダブルMCによって誕生。老若男女、誰もが出場できる視聴者参加型の公開番組だ。

 失敗した実話が面白ければ、「のど自慢」でおなじみの鐘が鳴らされる。しかも、本家本元の鐘奏者・秋山気清さんによって、である。よりすぐりの失敗話を披露する素人は“失敗さん”と呼ばれる。鐘が1つしか鳴らない場合はみかん、2つならデコポンがもらえる庶民派も、逆に粋だ。失敗さん6組の中から選ばれた優勝者は、「NHK杯」という栄誉と優勝旗を手にすることができる。

 出演する失敗さんは、高校生から老人までと幅広い。NHKらしく、LGBTや障がい者にも門戸を広く開放する。1月放映回では、右半身が麻痺して動かない妻と弱視の夫が登場し、夫の誕生日で旅行した際の夜の営みについて赤裸々に語った。

 妻は、目が見えづらい夫を聴覚で楽しませようと、ヒモパンティーを装着。しかし、右の方のヒモがほどけてしまった。妻は自分で直せない。夫は至近距離まで近づいて、ようやくヒモが垂れていることが分かった。結果、雰囲気は台なし。ふて寝する以外に手段はなく、2人はヒモで固く結ばれたのだった。

 番組演出に名を連ねるのは、「ENGEIグランドスラム」や「爆笑レッドカーペット」、「THE MANZAI」、「笑う犬」シリーズほか、フジテレビの看板バラエティ番組を数多く手がけてきた名物プロデューサー・藪木健太郎氏。ジェニーズ×吉本、不定期放映、主役は素人というのが、稀代のヒットメーカーらしい目のつけどころだ。

 次回は2月29日(土)のオンエア。ライトな感覚で楽しめるNHKの夜である。
(伊藤由華)

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