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GAEAジャパンが10年ぶり一夜限りの復活!里村明衣子ら輩出

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里村明衣子

 人気があったにもかかわらず解散した女子プロレス団体GAEAジャパンが、25年前の旗揚げ記念日にあたる4月15日に、旗揚げと解散の地である東京・後楽園ホールで15年ぶりに一夜限りの復活を果たす。『GAEAISM -Decade of quarter century-』のタイトルが掲げられた。

 GAEAの創設者である長与千種が5日午前、「本日解禁」という画像を添付して、「動き出します」と自身のツイッターを更新。午後にGAEA復活の記者会見を行った。千種はスターダムがブシロード傘下に入ったことを女子プロレス界の“好機”と捉えており、何らかの仕掛けを示唆していたが、その1発目が今回のGAEA復活となる。メインイベントでは、愛弟子の彩羽匠と、孫弟子にあたる橋本千紘がシングルで対決。セミファイナルでは、GAEA解散時のメンバーである千種、里村明衣子、広田さくらが、KAORU、永島千佳世、そしてこの日サプライズ復帰を果たす植松寿絵と対戦する。

 1期生の里村は「15年ぶりにGAEAというフレーズがプロレス界に戻ってきたということ。非常に大きな意味を持っていると思います」とコメント。彩羽は「この試合で何を見せるのか。いや、魅せますよ。イズム、プライドかけて。大会の最後 女神のマット上で手をあげてるのは彩羽匠」と自身のツイッターでGAEAの未来を見せることを誓った。

 1995年から10年間、全日本女子プロレスとともに女子プロレス界を引っ張ってきたGAEA。千種が所属していた芸能プロダクションが立ち上げた団体ということもあり、旗揚げ戦は、千種、KAORU、ボンバー光氏以外はその日にデビューする新人選手のみで行われ、里村ら一期生が“驚異の”新人として話題を集めた。全女時代には幻に終わった千種と神取忍もタッグながら対戦が実現。1999年には、千種とライオネス飛鳥氏による“禁断の”クラッシュ対決が実現。この対決は2度、神奈川・横浜文化体育館で行われ、立見も含めて札止めの大盛況。2000年には、クラッシュ・ギャルズがクラッシュ2000として復活。東京・有明コロシアムで約1万人の動員に成功している。

 2004年10月に、2005年4月に解散すること、飛鳥氏と千種の“2度目”の引退も発表された。4.3横浜文体大会で飛鳥氏が引退し、1週間後の4.10後楽園大会(解散興行)で、千種が里村を相手に引退試合を行って、各タイトルホルダーがチャンピオンベルトを、千種がGAEAのフラッグを会社側に返上し、惜しまれつつ10年間の歴史を終えた。

 千種は「まだまだ小さな爆弾だよね。皆さんが楽しんでくれるだけの為に考えて考えてたまに。腐って…また考えて。皆さんが会場に来てくださることは、当たり前じゃなく感謝と楽しんで下さいしかない」とさらなる爆弾投下に含みを持たせている。スターダムの躍進が女子プロレス界に活気をもたらせるなら大歓迎だ。
(どら増田)

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