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カイヤの鬼嫁キャラは川崎麻世のアイデアだった? “恐妻家”夫婦の苦しい30年史

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川崎麻世、カイヤ

 2月3日に俳優の川崎麻世と夫人でタレントのカイヤの離婚が裁判で認められ、話題となっている。この裁判は、麻世が「結婚生活の破綻」を主張し離婚を求め、対するカイヤは「暴力を振るわれた」と双方の主張が真っ向から対立し、泥沼化の様相を示していた。3日の判決では、麻世の主張を認め、カイヤ側が一方的と主張した暴力は「カイヤ側にもあった」と認定し、主張は退けられた。

 ネット上では「まだ、この話やっていたのって感じだな」「もうこのネタはお腹いっぱいかも」といった声が聞かれた。確かに、ある世代以上にとっては麻世と、その鬼嫁のアメリカ人妻のカイヤといったキャラクターは、ワイドショーやバラエティ番組で、何度も見てきた光景と言えるだろう。

 麻世とカイヤは1990年に結婚。カイヤの知名度を上げたのは、麻世が1993年に起こした不倫騒動である。この釈明会見にカイヤが同席し、「夫を監視する鬼嫁」イメージが定着する。だが、これは麻世のアイデアであったようだ。会見の深刻度を中和させる目的もあったのかもしれない。

 ただ、世間はそうとは受け取らず、カイヤは街角で一般人から「旦那を大事にしなさいよ」と余計なお世話とも言える注意を受けることもあったという。

 だが、カイヤの鬼嫁キャラはそのまま注目され、1998年には『痛快!知らぬはオトコばかりなり』(フジテレビ系)に出演し、ブレークを果たす。この番組は、著名人を夫に持つ夫人の悩みを聞くバラエティ番組であり、カイヤは麻世夫人の一般人として出演するものの、強烈なキャラクターが話題となり、タレントデビューを果たす。続いて出演した『笑っていいとも!』(同)では、千秋との口喧嘩も話題となった。この時期は、麻世のタレント活動も低迷していたと言え、鬼嫁と恐妻家キャラでうまく双方を支え合っていたように見える。ただこの時点で、双方の夫婦関係は冷え切っていたと言えるだろう。今回の離婚成立を見るに、仲が悪いように見えて実は仲良しといった裏話ではなく、本当に仲が悪かったという、「身も蓋もない」話が露呈しただけの話なのかもしれない。

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