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五輪中継までの大事な“つなぎ”をフジから託された織田裕二

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織田裕二

 フジテレビ系の4月期の月9ドラマが、俳優の織田裕二主演の「SUITS/スーツ2」に決まったことが発表された。

 同作は、全米メガヒットドラマ「SUITS」のシーズン2が原作。織田が演じるのはハーバード大卒のエリート弁護士で、東京の大手弁護士事務所に所属し、勝訴のためなら違法行為ギリギリも辞さない勝利至上主義者。
 前作に続き、主人公が、Hey!Say!JUMPの中島裕翔演じる明晰な頭脳と驚異的な記憶力を持つが、弁護士資格を持っていない青年とバディを組み、さまざまな訴訟に向き合う。
また、月9史上最長の14話以上での放送が決定したというのだ。

 「なぜそこまで長い話になったのかは単純な話で、今年、民放各局は五輪中継の関係で7月期のドラマを放送しない意向。なので、五輪開幕まで4月期のドラマを“つなぎ”にすることになりそうだ」(テレビ局関係者)

 とはいえ、各局とも4月期はなかなか強力なラインアップで、TBS系は堺雅人が主演する「半沢直樹」の続編。日本テレビ系は篠原涼子が主演する「ハケンの品格」の続編放送がすでに発表されている。
 「まだ発表されていないが、テレビ朝日系はキムタク主演の『BG~身辺警護人~』の続編を放送予定だとか。ここ最近ではないほどの、激しい視聴率争奪戦が巻き起こりそうだ」(芸能記者)

 18年10月期に放送された「SUITS」は、全11話の平均視聴率が10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。各局の続編の前作に比べると数字の低さが目立つ。

 「前作は、織田と鈴木保奈美が91年の大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』以来の共演ぐらいしか話題がなかったが、今回、それなりの話題を仕込まないと苦戦は必至」(同)

 「東京ラブストーリー」や人気シリーズ「踊る大捜査線」の主演を務め、フジへの貢献度は絶大な織田だが、さらに貢献度を積み重ねられるかが注目される。

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