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獣人UMAは我々とは別の進化をした人類なのか?

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 人類の進化は、アウストラロピテクスから現生人類(ホモサピエンス)の歴史が始まり、ジャワ原人や北京原人を経て、ネアンデルタール人、クロマニヨン人、現生人類と進化してきたという。我々の認識では、ネアンデルタール人に代表される旧人類と、ホモサピエンスと呼ばれる我々現生人類との間には交雑はなかったと解釈されてきた。だが、最近次々と新しいことが判明している。ネアンデルタール人とクロマニヨン人が共存しており、両者の間で交雑が行われていたらしいのだ。現にイスラエルのカルメル山周辺で、ネアンデルタール人とホモサピエンスが共同で暮らしていた遺跡がいくつも確認されている。

 ネアンデルタール人にはいくつもハンディがあった。出産の時に頭部が大きく死んでしまうことが多々あり、知能ではホモサピエンスに劣る上、寿命は短く、30代40代で死亡したと推測されているのだ。結果的にネアンデルタール人の女性は、ホモサピエンスの男性を選び、時間を掛けてネアンデルタール人はホモサピエンスに吸収されていったと思われる。
 因みに、現在の我々のDNAを分析すると、アフリカ人を除き、多くの地域の住民にネアンデルタール人のDNAが含まれていることがわかった。ホモサピエンスとネアンデルタール人は交雑していたのだ。

 さらに最近、第3の人類として注目されているのがデニソワ人である。このデニソワ人はヨーロッパやアジアの寒冷地域に住んでいた、寒さに強い種族であり、頭蓋骨から判断すると、ネアンデルタール人やホモサピエンスよりはるかに身長が高い巨人であったというのだ。古くから語り継がれる各地の巨人伝説は、このデニソワ人と我々の先祖が遭遇した経験から生まれたのではないだろうか。
 このデニソワ人だが、氷河期が終わり各地のホモサピエンスが台頭してくると、やはりホモサピエンスと交雑した。現在でもメラネシア系の人たちは、デニソワ人に由来する遺伝子を受け継いでいることがわかっている。

 また、最近注目を集めている、インドネシアのフローレス島に住んでいたフローレス人も、数万年前までホモサピエンスと共存しており、ここで交雑が行われた可能性も高い。因みに、フローレス人は1メートル弱しか身長がなく、これまた世界中に残る小人伝説のもとになった可能性がある。

 このように我々人類・ホモサピエンスは、旧人類である、フローレス人、デニソワ人、ネアンデルタール人らと交雑を繰り返し、彼らを生物的に吸収合併しながら進化したのは間違いない。この交雑はホモサピエンスに有益に働いたらしく、ネアンデルタール人由来の遺伝子はホモサピエンスの免疫力を高め、デニソワ人由来の遺伝子は酸素が少ない高地での活動を可能にした。つまり、我々人類はいくつもの人類が混血して生まれたハイブリット生物なのだ。

 ここで一つ、疑問が出てくる。本当に全てのフローレス人、デニソワ人、ネアンデルタール人がホモサピエンスに吸収されたり、死に絶えたりしたのであろうか。彼らの一部が密かに生き残っていることはあり得ないのだろうか。ひょっとしたら、その生き残りこそが類人猿系UMAの正体ではないだろうか。
(山口敏太郎)

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