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新日本&CMLLファンタスティカマニア今年も大盛況!タイガー対決実現

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タイガーマスク

新日本プロレス
『CMLLファンタスティカマニア2020』
▽20日 東京・後楽園ホール 観衆1,593人(札止め)

 今年で10年目を迎える新日本プロレスとメキシコの老舗団体CMLLによる合同シリーズ『ファンタスティカマニア2020』の最終戦が20日、東京・後楽園ホールで開催された。

 今年は、大阪、愛媛、京都、愛知、東京の5都府県8大会を開催。北海道や東北、九州は回れなかったが、根強いルチャリブレファンが各会場に集まり、普段の新日本の試合とはひと味違うメヒコの世界に酔いしれていた。カリスティコを始めとするトップのルチャドールが大挙として来日するのは、1年のうちこのシーズンだけとあって、毎年チケットは争奪戦となっている。

 引退したばかりの獣神サンダー・ライガーさんがテレビ実況席で解説をしながら見守る中、大会はスタート。第2試合ではタイガーマスクとタイガーの日墨虎対決が実現。初代タイガーマスクはメキシコで現在でも特別な存在とされている。かつてライガーさんとも激闘をし、今シリーズにも来日している“リビングレジェンド”ネグロ・カサスの血統を持つタイガーはかなりの実力者だったが、最後はタイガードライバーからタイガー・スープレックス・ホールドで、初代直系のタイガーマスクが虎対決を制した。試合途中、タイガーが「俺が本当の虎だ」とスペイン語で話してきたという。負けず嫌いな一面を見せたタイガー。再来日にも期待したい。

 メインイベントでは、NWA世界ヒストリックミドル級王者のカリスティコ(初代ミスティコ)が、バルバロ・カベルナリオと対戦。前日にはエキサイトしたカリスティコが敗者覆面剥ぎ&髪切りマッチを要求していたが、通常のルチャリブレルールに。カベルナリオは掟破りのラ・ミスティカを見せるなど、異国での王座奪取に燃えていたが、最後はハイレベルな攻防を切り抜けたカリスティコが、スパニッシュ・フライでカベルナリオに大ダメージを与えると、最後は伝家の宝刀ラ・ミスティカで勝利を収め、王座を防衛した。

 試合後には全選手がリングに上がって挨拶と記念撮影を行い、今年もルチャのシーズンが終わり、新日本プロレスは日米同時開催のシリーズに突入する。
(どら増田)

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