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稲垣吾郎の“リベラル発言”に作家の百田尚樹氏がいきなり噛みつく

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提供:週刊実話

 元『SMAP』の稲垣吾郎の発言に、作家の百田尚樹氏が噛みついてツイッターが騒ぎになった。発言のもとは元日にNHK Eテレで放送された『100分deナショナリズム』でのことだ。

 東京工業大学教授・中島岳志氏がナショナリズムについて解説すると、ネット右翼について話題が移った。すると稲垣は積極的に発言し、「さかのぼりたくなっちゃうんですね。安心できるし。しかもヨーロッパの人が喜んでくれてるとか、そういうの大好きですもんね、日本人は」などと、ネット右翼の“日本すごい論”について分析した。

 さらに「勉強になりますね。自分とも照らし合わせて考えられるようなことがあったりとか。ボクなんかも個人的に言うと、大きな会社にいて、ちょっと独立して。でもそうなることによって、仲間意識がいつも以上に強くなってきたりとか、そういうのも通じてるのかなと思ったりとか」と発言した。

 これに百田氏が噛みつき、1月11日に自身のツイッターに、
《頭の悪いタレントが、リベラル的なこと言えば受けるかもと考えて発言したんだろうね。マジレスすると、「大きなもの」とは何かも定義せず、「自信がないとそれに頼る」という仮説の前提の上に、抽象的な結論を導き出したバカ発言》
 などと投稿した。

 百田氏のファンは、
《ほんとですね! 稲垣氏が言ってるのは、逆でしょう! 国家に貢献するとか、そういう、大きな人としての役割や目標を持ていない人間は、自信がないというか、目標に対するモチベーションが低い人間になるということでしょうね〜 目標が自己実現だけだと志の低い、ゴーンみたいな金がすべての人間になる!》
《自称リベラルの日本人って、単純に左派ですよね。なぜか海外と意味合いが異なって使われます。この左派の面々は感情が優先し、ロジックが滅茶苦茶でダブルスタンダードであることが共通点。自分たちがおかしな発言をしている認識がないので、炎上が反響へと脳内で変換され、悦に入るんでしょうね》
《そのうちにカトリとかクサナギとかも言い出すやろな〜。ところでこの3人て………》
 などと賛同の声を上げた。

 しかし、ファン以外からは、
《その昔、宮台真司氏がネトウヨを「大いなるものに寄りかかるヘタレ」と呼んでいたが、稲垣吾郎の同様の発言に食いついてるネトウヨのオピニオンリーダーを見てると、本当に「効いてる」んだな》
《そもそも百田氏は「自身はネトウヨではない」と繰り返しアピールしていたのだから、稲垣の発言に噛みつく理由自体がないはずなんだが》
 などとツッコミが入った。

 その後、当の百田氏はツイートを突然、削除したという。その理由は不明だが、稲垣の発言に怒りを覚えたのは、ツッコミされたように自身に思うところがあったからかもしれない。

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