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東京臨海高速鉄道りんかい線東雲駅 正しく読めますか?

 東京臨海高速鉄道りんかい線で新木場駅から1つ目の「東雲駅」をなんと読むか?
 正解は「しののめ駅」。地元江東区民の正解率は限りなく100%に近いだろうが、漢字の読み方としては難しいレベルといえる。数年前、民放テレビの「美しい日本語」の知識を競うクイズ番組の決勝問題として取り上げられたことがあり、いまも漢字検定を目指すマニアがネット上でこの問題を出し合っている。

 広辞苑によると、そもそも東雲とは「夜明けの薄明かり、夜明けそのもの」を指す。夜明けにも段階があって、夜が明ける直前の「暁(あかつき)」から、明けはじめてうっすらと明るくなった「東雲」、そして明るさを増した「曙(あけぼの)」へと移行するそうだ。
 同駅構内にある駅名掲示板は、まさに明けはじめをイメージした薄紫色でデザインされている。同線沿線の東京テレポート駅や天王洲アイル駅など臨海開発地域の駅名としては、なかなかに風情のある駅名といえるだろう。
 カーマニアに有名な「スーパーオートバックス東雲店」までは徒歩1分で、週末の同店駐車場には遠方のナンバーがずらりと並んでいる。ふだんは首都高&湾岸道路と晴海通りが交差するポイントにあるため、交通量が多くどこか殺伐とした雰囲気だが、いまはちょうど駅前の桜並木が満開を迎えて美しい。
 ちなみに東雲駅は全国でほかにもある。京都府舞鶴市の北近畿タンゴ鉄道宮津線「東雲(しののめ)駅」と、北海道上川郡のJR北海道石北本線「東雲(とううん)駅」の2つ。江東区民には「とううん駅」と読むのはきわめて難しい。

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