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全員負け越しもありうる?土俵上で元気の無い貴乃花部屋の力士たち

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 昨今、角界で良くも悪くも一番注目を集めている貴乃花親方。今月に入っても9日の内閣府への告発状の提出、16日の役員室からの“1秒早退”、そして、18日に自らの弟子である十両・貴公俊による付け人への暴行などで土俵外を大きく賑わせ続けている。

 これらの行動の是非はともかく、これまで貴乃花親方が周囲の多くの人間を振り回し続けてきたことは事実だろう。そして、その中には、自身が構える貴乃花部屋の弟子たちも含まれているのかもしれない。なぜなら、部屋に所属する力士たちの成績が軒並み芳しくないからだ。

 大相撲春場所に臨んでいる貴乃花部屋所属の力士は総勢10人。しかし、現時点(3月21日現在)で白星を先行させているのは三段目の貴天秀(3勝2敗)ただ1人で、その他の9人は全て白星より黒星の方が多い。また、9人の内4人は既に負け越しが決定しており、2人が負け越しにリーチのかかった状況ともなっている。

 さらに、平幕・貴景勝が春場所11日目となる21日に休場してしまったのも、この状況に追い打ちをかけている。2014年秋場所での初土俵以来休まずに出場を続けていた21歳は、今年1月の初場所では自身初の三役(小結)に昇進するなど期待の力士であった。

今場所は休場前までで3勝7敗と苦しんでいたが、ここまで部屋を引っ張ってきた部屋頭であることには変わりない。そのような力士がここにきて欠場を余儀なくされたことは、兄弟弟子たちに少なからず影響を及ぼしてくることは想像に難くないだろう。

 各力士のこのような状況はあくまで現時点での話であり、今後の展開は個々人のこれからの取組次第。とはいえ、場合によっては所属力士全員が負け越す可能性もある。もし、本当に全員負け越してしまうようなことが起きれば、貴乃花親方の指導能力に大きな疑問符がついてしまうことは避けられない。

 土俵内外で憂いが多い中、貴乃花親方はどのようなことを思って日々を過ごしているのだろうか。

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