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黒木瞳VS吉田羊の“冷戦”勃発!?

 女優の黒木瞳の初監督作品「嫌な女」(来年公開)の撮影現場での様子を、発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。

 同作は桂望実氏のベストセラー小説「嫌な女」(光文社文庫刊)を映画化。黒木が惚れ込んで映画化を熱望した原作で、女優の吉田羊と木村佳乃がW主演。同誌によると、吉田は黒木と同じ福岡出身とあって、黒木はずっと吉田に注目。同作での役柄がピッタリだとして吉田を起用したという。吉田はあるインタビューで、「女優が女優を撮る面白さを是非見たいと思いました」と意気込んでいたという。

 8月上旬にクランクアップ。原作の大ファンという黒木はこだわりが強く、セリフやスケジュールを大幅に変更するなど決して妥協せず。役者に対しても演技に対する指示が細かく、吉田は舞台出身で約20年のキャリアがあるだけに、黒木の要求に応えながらも、あまりの細かさに、シーンを終えるごとに「本当に疲れた…」と漏らしていたというのだ。

 「黒木は女優として大した演技力を評価されていない。にもかかわらず、自分が中心にいないと納得しない性格。対する吉田は、コツコツ実力を積み重ねようやくブレークした苦労人。そんな2人はまさに“水と油”で合うはずがない。撮影が進むにつれて2人の間にはかなりの“ピリピリムード”が漂い、スタッフたちはかなり気まずかったようだ」(映画ライター)

 もともと黒木は吉田とW主演する木村佳乃が演じた役を熱望。しかし、さすがの黒木でも20代の役を演じるのは厳しく、監督初挑戦が決定したという経緯があっただけに、“演技指導”に思わず熱が入るのも仕方なしだが…。

 「今後、プロモーションの現場などで、黒木と吉田の“冷戦ぶり”が垣間見える場面がありそうだ」(芸能記者)

 映画の内容よりも、黒木と吉田の関係が注目されそうだ。

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