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働き過ぎ?ビートたけしが「全局制覇」の可能性

 11月29日、ビートたけしが2019年1月から放送されるNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に、落語家・古今亭志ん生として出演することが発表された。たけしの演じる古今亭志ん生はドラマ本編に出演するほか、ナレーションに該当する「語り」の一部分も担当するという。

 NHKの広報も「『落語の神様』の志ん生の役を演じるには『芸人の神様』しかいない」とたけしの起用を明かしており、ドラマ内では落語も披露するという。

 たけしの大河ドラマ出演はNHK側からしても快挙ではあるが、それ以上に、たけしにとっても大きな記録の樹立になるという。

 それは、NHK・民放を含む「地上波全局同時レギュラー」である。

 現在、たけしは日本テレビで『世界まる見え!テレビ特捜部』、TBSで『新・情報7DAYS ニュースキャスター』、フジテレビで『奇跡体験!アンビリバボー』、テレビ朝日で『ビートたけしのTVタックル』『ビートたけしのスポーツ大将』、テレビ東京で『たけしのニッポンのミカタ!』とNHKを除く全局でレギュラーを持っている。

 これらの番組に2019年のNHK大河ドラマが加われば、たけしは晴れて「地上波全局同時レギュラー」達成となる見通しだ。

 過去のテレビ史で「地上波全局同時レギュラー」を達成できたのは、2008年のTOKIO・国分太一および2014年のさまぁ〜ずしかおらず、史上3人目となる。

 さらに、たけしはコンスタントに自身の映画作品の監督をしているほか、特別番組へのゲスト出演、小説の執筆など活動は多岐に渡っており、世の70代を考えれば、明らかに「働きすぎ」である。健康であることを祈る。

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