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うやむやになったジャニーズ事務所の義援金パンダ招致問題

 SMAP、嵐ら数々の男性アイドルグループを抱えるジャニーズ事務所の所属タレントたちが東日本大震災から丸1年となる11日、東京ドームで被災者支援のための募金活動を行う。

 「震災直後にジャニーズが設立した復興支援プロジェクト『Marching J』の活動として、昨年4月1〜3日、東京・国立代々木競技場第1体育館も義援金の募金活動を行ったが、その時と同じように所属タレントが交代で参加。常時、10数人がステージ上でトークを繰り広げながら支援を呼び掛けるというが、所属タレントがほぼフルに参加した前回とは違い、各スポーツ紙で参加タレントは調整中としか発表されなかった。集まった寄付は全額、被災地の子供たちへの義援金として送られるというが、いまだに昨年の募金活動で集まった金額を公表していないのが不透明」(週刊誌記者)

 募金したジャニーズファンのみならず、「果たして、いくら集まったのか?」と気になるところだが、今年1月末、所属タレントで同プロジェクト代表のマッチこと近藤真彦が、「ファンや募金してくれた方々に対し、明確に『ここに使いました』と言える活動にしたかった」として、仙台市・八木山動物公園にパンダを呼ぶため、当面5年分の費用として、集めた募金と事務所の寄付で50億円を負担することを大々的に発表。以後、続報は出ていなかったが、どうやら、なかなか先に進まないようだ。

 「先月末、パンダ招致をめぐって同市議会で女性市議が説明を求めたことにより、パンダ招致に対して『募金を利用するとはどういうことだ』と仙台市に抗議が殺到したことや、ジャニーズが同市に『(パンダを呼ぶ資金は)グループ企業の自己資金で調達する』、『募金は全額、被災した子供たちの支援に充てる』と説明していたことが露呈。そもそも、5年で50億もかかるはずがないというのが関係者の見方だけになんとも不可解」(芸能記者)

 とはいえ、昨年末、マッチはユニセフ親善大使で女優の黒柳徹子さんらを伴って首相官邸に野田佳彦首相を訪ねた際、野田首相は中国から同動物公園にジャイアントパンダの貸与を受けることを明らかにしていたが、「その際、費用はジャニーズが集めた募金で負担するという“密約”ができていたし、大々的に発表してしまったものだからジャニーズも引っ込みがつかなくなっている」(同)。

 パンダが来るのを心待ちにしている被災者も少なからずいるだろうから、呼ぶのか呼ばないのか、さっさと白黒をハッキリさせてほしいものだ。

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