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絶不調のダルビッシュ 復調はあるか?

 米メジャー、レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)が米国に渡って以来、最大のスランプに陥っている。

 8月1日(日本時間2日)、レンジャーズ・ボールパークでの対エンゼルス戦で先発したダルビッシュは、5回を投げて4安打6四球の大乱調。メジャーではワーストタイとなる7失点を喫し、KOされた。しかし、試合は1-7の劣勢から味方打線が奮起。レンジャーズが11-10で逆転勝ちを収めて、幸いダルビッシュに黒星が付くことはなかった。

 これまで、主にコンビを組んできたヨービット・トレアルバ捕手(34)が戦力外となったため、この日は相性が悪い正捕手のマイク・ナポリ捕手(30)と、8試合ぶりにバッテリーを組んだものの、やはりコンビネーションはチグハグで、今後への不安を露呈した。

 捕手の問題にかぎらず、ここ最近のダルビッシュの乱調ぶりは深刻だ。前半戦を10勝5敗、防御率3.59の好成績で折り返したダルビッシュだが、後半戦に入ると絶不調。7月14日(同15日)のマリナーズ戦では7失点で6敗目。同21日(同22日)のエンゼルス戦では7回を2失点に抑えて、11勝目を挙げたが、同27日(同28日)のホワイトソックス戦では6失点で7敗目を喫した。

 これで、後半戦は4試合、24回2/3を投げて、自責点は21。防御率は7.66と惨たんたる成績だ。通算防御率は4.38となり、前半戦終了時点から0.79も上がってしまった。

 ダルビッシュは「(対戦相手の)アプローチというより、自分の問題。別の投手にならなければならない」と話しており、現在投球フォームも微調整中。

 次回登板は6日(同7日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦の予定だが、正妻不在となった捕手問題も含め、どこまで修正できるか注目されるところ。
(落合一郎)

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