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「寄り道の王様」赤羽・喜多屋

 石油価格の高騰に世界的金融ショックと、次々と嵐が家計を直撃するなか、何か良い話はないものかと嘆きながら今日も職場に向かう日々。そんな苦労の絶えない現代のオヤジたちに頼もしい店がこのほど、東京・赤羽にオープンした。

 JR赤羽駅の南口改札を出たら東に10メートル直進。そのまま歓楽街に足を踏み込めば、すぐに大勢の人でにぎわう立ち飲み屋が目に飛び込んでくる。ここがオヤジのオアシス「喜多屋」だ。
 明かりが外にもれるほど店内は明るく、駅前という好立地にもかかわらず40〜50人は入れる広さだ。朝7時から営業しているため、タクシードライバーや地元の工場で交代勤務で働く人には有名な店という。
 なんたって値段が安いことで話題騒然。焼鳥(2本)、鳥唐揚、マグロの刺身、レバー(3本)はすべて220円也。煮物、サラダ、もつ煮込、おひたし、冷やっこにいたってはオール110円だ。女将の愛情タップリの家庭料理がちょうど食べきれる小皿でドンドン出てくる。ツマミだけでなく大瓶ビールが390円、サワー各種が210円ととにかく安い。
 懐具合を気にせず飲む酒がまたうまい!
 駅前徒歩0分でこの価格じゃ元が取れないのでは…と心配になった記者は、女将の小野ゆり子さんに激安の秘訣を聞いた。
 「新鮮なものを仕入れ、なるべくその日のうちに売り切る。在庫を残さないのがコツなんです」
 あっぱれ立ち飲み屋のカンバン方式!オープン3カ月でもう常連ができているというのもうなずける。こんな我らが庶民の味方の「喜多屋」は薄利多売で頑張っているにもかかわらず、読者は「ナイガイ見た!」と言えば料理一品をサービスしてくれるという。今夜にでも、ちょっくらやって行きますか?

アクセス:東京都北区赤羽南1-8-1(赤羽駅から徒歩0分)。
営業時間:7時〜22時まで。年中無休。

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