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文科系忍者記者ドラゴンの道『廃材アート・プロジェクト「共鳴」の廃材タイムマシーンと、注目技術ARのコラボ』

 アート系の業界で個性と美しさを放つ集団、廃材アート・プロジェクト「共鳴」。

 彼らは廃材を利用して、人々の度肝を抜く作品を作り、2009年に発表した恐竜のオブジェ「T-REX」は、東海地区、首都圏でのアート・イベントや、TVで取り上げられるほどの人気であった。
 廃材アート・プロジェクト「共鳴」のメンバーは、美容室オーナー、イラストレーター、主婦クリエイターの3人が集まって感性をぶつけ合い、1つの作品を作り上げる。

 2010年6月に、ポートメッセ名古屋で開催されたクリエイターズ・マーケットへ出展した作品は『タイムマシーン』。まるでSF映画で使用されるような美しいボディの形状と、絶妙なライトのセッティング、iPhoneアプリ「セカイカメラ」で話題になった技術、AR(拡張現実)とのコラボをおこない、訪れる人々の注目を集めていた。
 今回、コラボした技術者・松本氏が、AR(拡張現実)を導入することで、現実の映像とCG(コンピュータ・グラフィックス)のリアルタイム合成をおこなうことが可能になり、まるでタイムマシーンのような不思議な映像を見ることが出来るのだ。
  
 廃材タイムマシーンは、わずか12日とは思えない制作期間で高いクオリティに仕上げ、廃材を使うため、コストはかなり抑えられたとのこと。ヘリコプターの操縦席で使うペダル、掃除機のホース、コタツの電球を利用していて、リサイクルショップで購入した300円の赤い座席もオシャレでユニーク。
 制作に苦労した点は、「いかに軽くするか?」に尽きるそうだ。
 大きいサイズのアート作品は、まず会場までどのように運ぶか? という点が一番ネックになるため、ジャッキ台を使い、土台を安定させることで解決。
 「廃材タイムマシーン」をテスト試乗した時に漏電が原因で、カラダがビリビリと痺れてしまったエピソードも話してくれた。
 廃材アートの固定観念を覆す「廃材タイムマシーン」とAR(拡張現実)のコラボは、これからのアート世界に革命を起こすだろう。

文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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