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小塚桃子ゴルフ連載(23)第四部・100を切るゴルフ実践編「ゴルフの基本マナー・ティーグラウンドとOB編」

 2月も後半戦に入りました。寒さは相変わらずですが、スギ花粉が飛散し始めるなど、春は着実に近づいていますね。さて、今回はティーグラウンドとOBについて私なりの見解を綴っていきますね。

 ティーグラウンド…本日、最初のホールについて、私はスタート10分前には“そこ”にいる様、心掛けています。例えば9時スタートでしたら、8時50分に集合。前の組を見届ける事を意識しています。

 ゴルフのルールに長けているプレーヤーはご存じかと思いますが、ティーグラウンドに入れるのは原則2人。次に打つ人とプラス1人が入れます。この場合、オーナーが打順を決めますが、大概はクジ引き。これで打順を決め、1番目と2番目が(ティーグラウンドに)入ります。

 ティーグラウンドは「入り口」があり、そこから入って、そこから出るのがルール。「入口=出口」はゴルフのルールでよくありますよね。例えば、バンカーもそう。バンカーは低いところから入り、そこから出ます。

 余談ですが、私がまだルールに関心がなかった頃、この「入り口=出口」を知らず、キャディーさんから注意を受けました。私の場合は、バンカーでボールに近い(アゴが高い)ところから入ろうとしたのです。「どうして?」と思えるルールを遵守してこそ、本当の意味で「名ゴルファー」ではないでしょうか−−。

 続いては、OBに関するお話。ゴルフを知らない方でも“とんでもない”ところへボールが飛んだ場合、「ファー」と声をかけるのはご存じでしょう。

 この「ファー」、基本的にとんでもない方向へ打ったプレーヤーが発しますが、キャディーさんを始め、周囲にいる人(プロは観客も含め)が一体となって注意喚起を促します。

 注意喚起というのは例えば、隣のコースへ打球が流れたとします。隣のコースではよもや、あらぬ方向からボールが飛んできているとは微塵にも感じていません。自らのコースマネジメントに目一杯…と、そのなか、仰天のボールが突入…ビックリする位でしたら、大した騒ぎではありません。

 ところが、そのOB球がプレーヤーに直撃したらどうなりますか? 最悪の事態も想定されます。注意喚起というのは「ファー」が聞こえたら“身の危険が迫っている”という条件反射を身体に植え付けさせる作業でもあります。

 私もゴルフ駆け出しの頃、冷や汗をかいた経験があります。ドライバーを使ってのショット…ヘッドアップの為、ボールは大きく右に曲がりました。ボールの先には一緒に回っている2人組がいます。私は「ファー」と叫びました。その声で2人組は「ハッ」として周囲を確認し始めました。間もなく私の打ったボールは2人組の一人に直撃! かと思いましたが、ボールが来る事を察知していた彼女は(ボールを)難なく打ち返したのです。私はホッとして、その場で崩れてしまいました。

 実際に、私の元にボールが飛んできた事もあります。この時も「ファー」が聞こえたので、周囲をキョロキョロ…危険回避は完璧。私の近くにボールが落ちましたが、私や(私の)周囲にいたプレーヤーも被害に遭わず、済みました。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/

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