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占い芸人は全員コンビ芸人だった

 年末年始に引っ張りダコだったのは、占い芸人。なかでも高い露出を誇ったのは島田秀平だろう。島田は、現在もホリプロコムに所属するピン芸人だが、元は“号泣”という漫才コンビだった。

 幼なじみの赤岡典明さんが相方で、ツッコミを担当。そろって素朴で、華がなかったため、賞レースに無縁。テレビタレント向きでもなかったため、小さな会場で行われていたお笑いライブでトリを飾るのが関の山だった。

 ところが、同じ事務所の大先輩である和田アキ子、同僚のバナナマンの手相を占うと、見事なまでの的中率を誇った。そこから、芸人仲間を中心に、「島田の占いは当たる」という口コミが広がった。およそ10年前、如実なコンビ格差が生じたため、コンビを解散。赤岡さんは芸能界を引退し、島田は占い芸人に転向した。

 島田のように、元漫才師から占い芸人に転身して、大成功を収めた例では、ゲッターズ飯田がいる。飯田は元よしもとクリエイティブ・エージェンシー名古屋支社の所属で、津村英世さんと99年に“トノサマガエルアマガエル”を結成。のちに“ケミカルコミカル”、“ゲッターズ”と改名したが、メディア露出に恵まれなかった。

 そのころから知っていた占い師の助言で、占いを独学。最初は否定的だったこともあり、日々勉強と研究を重ねていくと、驚くほどの的中率になった。方法は、統計学。データを蓄積し、すべてをノートに書きためて、メキメキ力をつけていった05年あたりにコンビを解散。最後のコンビ名“ゲッターズ”を、今の芸名で継承した。

 そんな“テッパンな2人”を脅かすであろう次世代占い芸人がいる。まだまったく無名のコンビ“アポロン”の山崎だ。現在は地元の関西を拠点にしているが、今田耕司や千原ジュニアなどが、「当たりすぎて怖い」と舌を巻く。算命学、手相、オラクルカードという3つの占星術を駆使する占い方で、よしもとの劇場で占いブースをもうけると、あっという間に予約が埋まる人気ぶり。占い歴は7年で、6万人ほどを鑑定している。

 雑誌やテレビで、もはや安定コンテンツとして重宝される占い。「2017年は昨年を超える波乱がある」と、占い師は声をそろえていうが、はたして…。

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