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紅白出演でファミリーに“特需”をもたらした北島三郎

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北島三郎

 歌手の北島三郎が8日、都内で新年の事務所開きを行ったことを、各スポーツ紙が報じている。

 北島といえば、昨年、5年ぶりに特別枠で大みそかのNHK「紅白歌合戦」に出演。各紙によると、紅白を振り返り、「僕とサザン(サザンオールスターズ)とユーミン(松任谷由実)がそろった。この出会いはもう、なかなかないと思う。NHKは頑張ったね」と感慨深げに振り返ったという。

 また、楽屋ではYOSHIKIと、共に痛めている頸椎の話で盛り上がったそうで、「『何番目の頸椎が悪いんですか?』と聞かれて、『俺は全部だよ』って答えたんだ」と笑わせたとか。

 新曲『故郷(ふるさと)への道』を今月23日に発売するが、今後の「紅白」出場の可能性を聞かれると、「まず“ゼロ”でしょう。体調も本調子じゃないし」とし、「周りがもう、ひ孫みたいな方ばかりだもの。陰ながら応援したいですね」と笑顔で話したというのだ。

 「紅白では付き人の肩につかまらないと歩けないほど。さらに、全盛期に比べてまったく声が出ていなかったので、本人もそろそろ“限界”であることを悟ったのでは。それもあって、今後の出場の可能性を否定したと思われる」(紅白を取材した記者)

 北島は昨年の紅白で代表曲「まつり」を熱唱。北島の“前座”として、娘婿にあたる弟子の北山たけしと大江裕が、ユニット「北島兄弟」として「ブラザー」を歌唱したが、紅白出演により北島ファミリーに“特需”をもたらしたようだ。
「紅白に出たことで北山と大江の知名度が格段にアップ。おまけに、3人そろって大手住宅メーカー・タマホームのCMのオファーも舞い込んだ。それなりのギャラはもらっているはず」(芸能記者)

 今後もしっかりと自身のファミリーを盛り立てそうだ。

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