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神奈川県警の巡査長がキャンプ場の女子トイレをのぞき

 もはや、警察官としての良識や倫理観など、あったものではないということなのか…。

 山梨県警大月署は7月26日、キャンプ場の女子トイレをのぞいたとして、県迷惑行為防止条例違反の疑いで、神奈川県警高津署の地域課巡査部長・山崎研吾容疑者(41=同県大和市上草柳)を逮捕した。山崎容疑者は容疑を認めている。

 逮捕容疑は、同日午前6時半頃、山梨県道志村のオートキャンプ場で、トイレ建物の男女の仕切り壁(高さ2.5メートル)を男子側からよじ登り、上部の約70センチのすきまから、20代女性が利用している隣の女子トイレをのぞいた疑い。

 同署によると、女性が110番通報し、署員が任意同行。山崎容疑者は自暴自棄になったのか、署内で事情聴取中にトイレに行き、持っていたナイフで自らの首を刺す自傷行為を行ったが軽傷だった。同署は所持品検査をしていなかった。

 神奈川県警によると、山崎容疑者は23日から27日まで休みを取って、家族を連れてキャンプ場に遊びに来ていたという。

 県警の保坂都彦監察官室長は「警察官としてあるまじき行為で誠に遺憾。山梨県警の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。

 神奈川県警では昨年来、署員による不祥事が相次いでいる。4月には県警相模原署地域2課の20代の巡査が、交番に相談に訪れた女性を公園に連れ込んで、キスをするなど、わいせつな行為をして、特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕されたばかり。

 いい加減、綱紀粛正してもらわないと、県警に対する神奈川県民の信頼は失われていくばかりである。
(蔵元英二)

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